今回は、タイにある「全ての世界遺産」について、タイ歴22年で世界遺産が大好きな私が紹介します。
私は、「世界遺産」という言葉の響きだけで心が満たされるんですよね。心がしばしの間、旅に出るんだと思います。なんか気持ちが高ぶるんですよね。
日本国内で有名なのは、「富士山・法隆寺・白川郷」等があります。中国だと、「万里の長城・秦の始皇陵・杭州西湖」等があります。
いずれも後世まで残したい素晴らしい遺産ですよね。実は、タイ国内にもそんな素晴らしい世界遺産が5つあるんです!
タイの世界遺産の一覧を地図で確認
タイの世界遺産一覧は以下になります。
- アユタヤ
- スコータイ
- カオヤイ国立公園
- バン・チアンの古代遺跡
- トゥンヤイ野生生物保護区
上記世界遺産の中で、一般的な観光客の方におすすめなのは「1~3」になります。
ちなみに、「4と5」は私も行ったことがありません。その近くの町には何度も行ったことがあるんですけどね。次に近くに行ったら寄ってみますね!
タイが誇る世界遺産「アユタヤ」
タイで1番有名な世界遺産が「古都アユタヤ」になります。アユタヤの最大の魅力は、街全体が遺跡なことですね。
アユタヤは日本で言うと京都のような歴史ある観光地になります。ここにはかつて400年もの長き年月にわたり繁栄を続けてきた「アユタヤ王朝」が存在しました。
バンコクから北に約80キロの場所にあるので、近いのもあって観光客にとっても人気がありますね。
アユタヤ遺跡の見所
アユタヤ遺跡の見所は以下になります。
- ワット・マハータート
- ワット・プラシーサンペット
- ワット・ヤイチャイ・モンコン
- アユタヤ・エレファントキャンプ
アユタヤ観光のメインが、ワット・マハータートになりますね。世界中の観光客は、「木の根っこに埋まった大仏様の頭」を目的にアユタヤに来るんですよ!

スコータイ
タイで2番目に有名な世界遺産が「古都スコータイ」になります。スコータイも本当に素晴らしい街です。
メイン観光地である「スコータイ歴史公園」は、タイ族最古の王朝であるスコータイ王朝の都の跡地になります。
13世紀、タイ族最初の王朝である「スコータイ王朝」がこの地で開かれました。タイ文字の基礎を制定したラムカムヘーン大王等で有名な王朝になりますね。
スコータイ遺跡の見所
スコータイ遺跡の見所が以下になります。
- ワット・マハタート
- ワット・サ・シー
- ワット・シー・サワイ
スコータイは、日本で言うと奈良という雰囲気ですね。いずれは、アユタヤ王朝に吸収されてしまうという儚さが悠久の時を感じさせてくれます。

カオヤイ国立公園
2005年に世界遺産に登録された「カオヤイ国立公園」は、バンコクから東北に約200キロの場所にある森林公園になります。
カオヤイ国立公園で有名なのがトレッキングになります。自然豊かな遊歩道をのんびりと散歩できるんですよね。
歩いてる途中にある「滝」が人気スポットですね。さらには、野生動物を見かけることもあります。
バンコクの中心部から高速道路を使って2時間半ほどで来られるので、最近ではタイ人に大人気の観光スポットですね。私も、タイ人の友人の車で連れてきてもらいました。
珍しい動物がいるよ
カオヤイ国立公園では多様な動物相が見られ、かなりの数の野生のゾウやトラ、その他絶滅の危機に瀕した哺乳動物が生息するタイ国内に残された数少ない地区のひとつとなっています。野鳥の姿を見かけることも多く、サイチョウの仲間やズアカキネバドリなど美しく希少な野鳥が生息し、野鳥ファンにはたまらないバードウォッチィング・スポットとしても有名です。東北地方を代表する国立公園で、野生動植物や野鳥の生態を観測しながら、ダイナミックな大自然を堪能してください。
(引用:タイ国政府観光庁WEBサイト)
※厳密には、「ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯」が世界遺産登録されています。その一部エリアが「カオヤイ国立公園」になりますね。
バン・チアンの古代遺跡
(引用:WIKI)
1992年に世界遺産に登録された「バン・チアンの古代遺跡」は、タイの東北部にあるウドーンターニー県にある古代文明の遺跡になります。
バン・チアンの古代遺跡が有名になったのは、「独特の幾何学模様を持つ土器」になりますね。
1972年、プミポン国王が訪れたことにより、この地に「バン・チアン国立博物館」が設立されます。
東京国立博物館東洋館
「東京国立博物館東洋館」にも、バン・チアンの古代遺跡で発掘された出土品の一部が展示してるようです。
タイ国東北部ウドーン・ターニー県バンチェン遺跡において1960年代以来行われた発掘により,東南アジアにおいても,それまで考えられていたよりも早い時代に,発達した青銅器文化が存在したことが明らかになった。刻紋で飾られた黒陶,独特の渦巻紋を描いた彩陶などとともに,腕輪,斧,矛などの様々な青銅器,青色のガラス管,ガラス珠などが知られている。青銅器のなかでは腕輪や斧にとくに種類の変化が多い。
(引用:東京国立博物館東洋館WEBサイト)
トゥンヤイ野生生物保護区
トゥンヤイ野生生物保護区の正式名称は、「トゥンヤイ・フワイカーケン野生生物保護区」と言います。
バンコクに比較的近いにもかかわらず、自然がそのまま残されている森林で、1991年にUNESCOの世界自然遺産地域に登録されました。その理由の一つは、他に類を見ない生物多様性を維持しており、生息分布の限界地域である種類が多く生息していることです。また、28種は国際的な絶滅危惧種であることに加え、少なくとも、東南アジア本土で生息が確認されている哺乳類の3分の1が生息している大変貴重なエリアです。
(引用:タイ国政府観光庁WEBサイト)
「トゥンヤイ・フワイカーケン野生生物保護区」は、自分で実際に行ってみたらもう少し詳しく書けると思います。少々お待ち下さいね!
たいたびのおすすめである「チェンマイ」
タイの世界遺産ではないですが、世界遺産が好きなあなたへのおすすめが「もう1つタイの古都であるチェンマイ」になります。
個人的には、「何でチェンマイが世界遺産じゃないんだろう?」と不思議なくらいです。チェンマイの魅力の1つに「歴史ある寺院が多い」等があげられるんですよね。
ゆったりしたチェンマイが好きになって長期滞在してる日本人も多いですし、リタイアした日本人も数多く住んでますね。

まとめ
今回は、タイの世界遺産について、タイ歴22年の私が解説しました。
それでは、素敵な世界遺産観光を楽しんで下さいね!
