この記事は、
- まずい・気持ち悪いとイメージされる理由
- 平成のタイ米騒動
- ブレンド米がさらなるイメージ低下をまねく
について書いています。

タイ歴22年の「まさじろ」が、シンプルに説明しますね!
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タイ米が「まずい・気持ち悪い」とイメージされる理由
ある一定の年齢以上の日本人が持つタイ米のイメージがあります。
それが、タイ米は「まずい・気持ち悪い」になります。
最近ではタイ料理が大人気なので、そのイメージもずいぶんと緩和されました。
しかし、今でも「タイ米=まずい」と思ってる日本人は少なくありません。
タイ米騒動がイメージ低下の理由
タイ米のイメージが低下したのには理由があります。
それが、今から20年ほど前にあった「タイ米騒動」になります。
1993年米騒動とは、1993年の日本における記録的な冷夏による米不足現象である。「大正の米騒動」と呼ばれる1918年米騒動に対して、平成の米騒動とも呼ばれている。
(出典元:「1993年米騒動」wikipedia)
その時のタイ米は、「そりゃあ美味しくなかった」ですね。

というか、本当にまずかった。しかし、タイ米は本当は美味しいんです。
タイ米騒動とは?
1993年日本列島は記録的な冷夏にみまわれました。
その結果、お米の出来が悪く、翌年の1994年に「日本国内で米不足」になります。
となると、日本人特有の危機管理が逆に走り出します。こぞって「お米の買い占め」に走り出したんですよね。
その上、お米屋さんも「売りしぶり、出し渋り」をします。
お米が足らないから緊急輸入したよ
その結果、市中からはお米が忽然と消えてしまったんです。
困った日本政府は、急遽「タイ米を輸入」します。
しかし、このタイ米がまずいことまずいこと。

噂では「かなり低級のタイ米」だったとのことですが、びっくりするぐらいに今食べてるタイ米と違いました。
日本米とタイ米を混ぜる→「ブレンド米」
タイ米の人気がないとみるや否や、とんでもないことを考えた人がいます。
ブレンド米といって、「日本米とタイ米を混ぜたお米」を販売し始めたのです。
これが本当に大失敗です。
今なら理由はわかりますが、「恐ろしいほど美味しくなかった」です。

まぁ、一生懸命に捻り出したアイディアなんでしょうけどね。
ブレンド米がまずいのはお米の特徴にある
ブレンド米がまずいのは、当然なんです。
そもそも、日本米とタイ米では大きく特徴が異なるからですね。
お米の品種は以下にわけることができます。
- 日本米:ジャポニカ米
- タイ米:インディカ米
両者の違いを端的に言うと、「粘り気」にあります。
日本米の方が「粘り気」があるんですよね。

そんな種類の違うお米を混ぜたら、どちらの特性も打ち消して本当に美味しくないお米になるんですよね!
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タイ米は、上手に炊かないと「美味しさが半減」してしまうんですよ。

まとめ
今回は、「タイ米騒動」について紹介しました。
おさらいすると、
- タイ米騒動でイメージが低下
- 種類の違うお米をブレンドしたらダメ!
- タイ米は本当は美味しい!
になりますね。

タイ米は、チャーハンやカレーのような料理に抜群にあいますよ。こればかりは、日本米よりも美味しいと言えますね!