タイの宗教の割合は仏教が94%!ただし日本とは宗派の教えが異なる

今回は、タイの宗教である仏教について、タイ歴22年の私が解説します。

日本とタイは共通点が多い国ですが「お互いに仏教徒が多い国」ということでも親近感がわきますよね。

日本人がお寺に行くのは年に数回の人が多いようですが、タイ人で仏教を尊ぶ人は、毎週欠かさずお寺に通う人も多いですよ。

日本人もお寺が好きですが、タイ人はもっともっとお寺が好きです(笑)実は、タイでは日本よりもさらに仏教と密接な生活をしてるんです。

タイの宗教は仏教の割合が94%

「一休さん」を知らない日本人がいないように、タイ人でも「一休さん」を知らない人とは会ったことがありません。それには理由があります。

実は、タイでも一休さんのアニメを放送してるんですよね。ですので、タイ人の子供は一休さんを見て育ちます。

一休さんは、タイ人にとっても人気があるので親も子供に率先して見せてますね。

それは、タイが日本よりも仏教を重んじてるというのが1番の大きな理由になります。

タイの宗教の割合

タイ人がどれくらい仏教を重んじてるかを、タイの「宗教の割合」から見てましょう。

  • 仏教   :94%
  • イスラム教:5%
  • その他  :1%

「その他の1%」は、キリスト教・ヒンズー教・その他の宗教になります。

ですので、タイ国民のほとんどは仏教を崇拝しております。タイが仏教国と呼ばれる由縁もそこになります。

しかし、実は日本の仏教とタイの仏教は、「同じ仏教でありながら、かなり異なる仏教」になっています。それでは、その違いについて見ていきましょう。

仏教の宗派が辿った歴史

仏教は大きく分けると2つの宗派に分けられます。仏教は、もともとお釈迦様(ブッダ)がインドで始めた宗教です。

しかし、仏教がインドから他の国を伝わっていく途中で2つの宗派ができます。元々は同じ仏教だったんですが、思想の違いなどにより2つに分裂したんですよね。

大乗仏教と上座部仏教

それが「大乗仏教」と「上座部仏教」になります。

  • 大乗仏教 :日本・チベット・中国等
  • 上座部仏教:タイ・スリランカ・ラオス等

タイは上座部仏教になります。日本は大乗仏教です。お互いに仏教徒ですが、少し違うのはそういう理由なんですよね。

それでは上座部仏教とはどのような仏教なのでしょうか?

タイの宗教である「上座部仏教」の特徴

タイの宗教である上座部仏教は「自分自身での修行を通して悟りを得る事」を目指しているのが特徴になります。

一方、自分自身で修行せずとも「修行したものが教えを説くことで悟りを得られる」と考えたのが大乗仏教です。

修行をすることにより解脱

本来の仏教は、「人の一生は苦であり、永遠につづく輪廻(りんね)に流されて終わることなく苦しみをおう。その苦から抜け出すことが解脱」との考え方だったんですよね。

「修行をすることにより解脱(げだつ)できる」とも考えられていました。その「本来の教えに忠実」なのがタイの宗教である上座部仏教になります。

タンブン

タンブンとは、「徳や善行を積む重ねる行為」です。現在のタイでの具体的なタンブンは以下になります。

  • 金銭をお寺などに寄付すること
  • 僧侶への托鉢をすること

タンブンの思想

タンブンは輪廻転生の思想に多大なる影響を受けいて、例えばこんな考え方をします。

「今の自分が貧乏なのは、前世の自分の徳が足らなかったせいだ。だから、今世でタンブンを多く施して、来世ではお金もちに生まれ変わらせてもらおう」

タイ人は本当に積極的にタンブンをします。お金持ちはもちろんのこと、上記の理由があるので、あまりお金のない人もタンブンしてますね。

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