タイの雨季について、誰しもが「一度は耳にすること」があります。
それが、

タイには雨季という時季があって、雨ばかり降るってね。スコールはスゴイらしいよ!
になります。
ですので、雨季のタイ旅行は、
「本当に楽しめるんだろうか?」
と心配になりますよね。
この記事では、
- タイの雨季とは?
- 雨季のメリットとデメリット
- タイの雨季ならではの楽しみ方
について、タイ歴22年の私が紹介します。

実は、日本人がイメージする雨季は「ちょっと間違ったイメージ」になりがちなんです!
タイの雨季は、1日に数回「土砂降りの雨」が降る
日本人の多くがイメージするタイの雨季は、「土砂降りの雨が降り続く」になります。
しかし、それは「かなり間違ったイメージ」になります。
結論から言うと、雨季のタイでは1日中雨が降り続くことはほぼありません。

タイでは日本の梅雨のようにシトシトと雨が降り続くのではなく、1日に数回「土砂降りの雨」が降るんですよね。
タイでこんな感じの空になってきたら、「大雨が降る」という前兆ですね。
ちなみに、吹いてくる風も少々温度が低くなります。
スコールと呼ばれている、「叩きつけるような雨」が降り出しますよ。
タイ・バンコクの平均降雨日数

それでは最初に、タイの首都である「バンコクの平均降雨日数」を確認しましょう!
バンコク
平均最低気温 平均最高気温 平均降雨日数 雨量mm 1月 21.0 32.0 1 9.1 2月 23.3 32.7 3 29.9 3月 24.9 33.7 3 28.6 4月 26.1 34.9 6 64.7 5月 25.6 34.0 16 220.4 6月 25.4 33.1 16 149.3 7月 25.0 32.7 18 154.5 8月 24.9 32.5 20 196.7 9月 24.6 32.3 21 344.2 10月 24.3 32.0 17 241.6 11月 23.1 31.6 6 48.1 12月 20.8 31.3 1 9.7 (引用:Wikipedia「バンコクの気候」より)
バンコクで雨が多いのは、「5月~10月」になりますね。
実はこの時期を「雨季」と呼んでいますよ!
3つの季節
タイには以下の3つの季節があります。
- 雨季(5月下旬~10月)
- 乾季(11月~2月)
- 暑季(3月~5月上旬)
雨季(5月下旬~10月)
タイの雨季は、「5月下旬~10月頃」になります。
前述したように、この時季は雨が多いんですよね。
しかし、所詮は雨ですからね。
タイ旅行中に雨が降ってきたら、「屋根のある場所で雨宿り」をすればいいだけです。
気付いた頃には、スコールは止んでますよ。
たまに、2時間ほど「スコールが続くこと」もありますけどね(笑)
乾季(11月~2月)
「乾季:11月~2月」が、タイ旅行のベストシーズンだと言われてます。
乾季のタイは、比較的に涼しい上に雨もほとんど降らないからですね。
カラっと晴れてるので海も綺麗に見えます。
ただし、この時期を目指して「世界中の観光客」がタイを訪れます。
ですので、観光地はかなり混雑する傾向にあります。
さらには、観光客が増えるので必然的に「ホテルの値段もアップ」しますよ。
暑季(3月~5月上旬)
「暑季:3月~5月上旬」は、暑いではなく熱いです。
焼けそうになるくらい「熱くなる季節」です。
ショッピングモール等で遊ぶなら何も問題はありません。
しかし、観光に行かれる方は「日焼け対策」を万全にしてください。
タイ旅行の服装は、「タイ旅行の服装をバンコク・プーケット観光別に紹介!」でも確認して下さいね!
タイの雨季のメリット
タイの雨季のメリットは以下になります。
- 観光をゆっくり楽しめる
- スコールの後は涼しい
観光をゆっくり楽しめる
あなたが、「雨季のタイ旅行は?」と悩んでるぐらいですから、他の人も当然同じことを考えています。
ですので、タイ旅行の観光客は乾期に比べると「雨季のほうが圧倒的」に少ないんです。
上記写真は、バンコクの有名観光地である「ワットプラケオ」になります。
乾季に行くと、「かなり人が多い」んですよね。
しかし、乾期には大混雑する有名観光地でも、「雨季ならスイスイ」ってことも珍しくありません。
スコールが降ったら、ショッピングモールで「ショッピングやマッサージ」を楽しめばいいですしね。
スコールの後は涼しい
タイは常夏ですので、基本的には「暑い日」が続きます。
汗をフキフキしながらの観光も楽しいですが、おすすめは「スコールの後の観光」になります。
スコールの後はちょっと気温が下がるんで涼しいんです。
ですので、快適に観光できるんですよね。
デメリットもあるよ
タイの雨季のデメリットは以下になります。
- 雨が1日中降ることもある
- 冠水で歩きにくいこともある
雨が1日中降ることもある
基本的には、雨季には「1日に2回ほどのスコール」が降ります。
しかし、まれにですが「強めの雨や弱めの雨」が1日中降り続くこともあります。
ですので、せっかくのタイ旅行が「雨ばかりだった」となる可能性もありますね。
冠水で歩きにくいこともある
タイの雨季でよくあるのが冠水になります。
水はけがよくないエリアでは、雨季は「道路が冠水」するところもあるんですよね。
冠水で便利なのが、ビーチサンダルになります。
ちなみにタイで買ってもいいのですが、日本から持って行くことをオススメしますね。

タイのビーチサンダルは、あまり質がよくないので裸足で着用すると擦れて痛いんですよね。
タイ旅行の持ち物は、「 タイ・バンコク旅行の必需品と持ち物リスト! 」で確認して下さいね!
プーケットの雨季ならではの楽しみ方

プーケットは、雨季でも楽しめますか?
と聞かれると、私は少し困ってしまいます。
それは、プーケットが「1年中楽しいビーチリゾート」だからです(笑)
プーケットには乾季と雨季があるのですが、時期によって「楽しみ方が変わるだけ」なんですよね。
プーケットの平均降雨日数

それでは次は、「プーケットの平均降雨日数」を確認しましょう!
プーケット
平均最低気温 平均最高気温 平均降雨日数 雨量mm 1月 24.5 32.7 4 30.3 2月 24.9 33.6 3 23.9 3月 25.4 34.0 5 73.5 4月 25.8 33.9 11 142.9 5月 25.6 32.8 21 259.5 6月 25.5 32.4 19 213.3 7月 25.1 32.0 19 258.2 8月 25.3 32.0 19 286.8 9月 24.6 31.5 23 361.2 10月 24.5 31.5 22 320.1 11月 24.7 31.7 16 177.4 12月 24.4 31.7 8 72.4 (引用:Wikipedia「プーケットの気候」より)
プーケットで雨が多いのは、「5月~10月」になりますね。
この時期が、プーケットの雨季になります。
プーケットにある2つの時期
プーケットには
- 乾季(11月~4月)
- 雨季(5月~10月)
があります。
雨季の中でも「特に降水量が増える」のが8月~10月になりますね。
プーケットの雨季のメリット・デメリット
プーケットの雨季のメリット・デメリットは以下になります。
- 高級ホテルが特別価格
- 雨季のビーチは快適
- 海が綺麗に見えない!
高級ホテルが特別価格
雨季には、プーケットのほとんどのホテルが「乾季の40%~60%OFF」になります。
ですのでこの時期は、高嶺の花だった高級ホテルにも気軽に泊まれるんですよね。
ホテル自体を楽しむなら、外が雨でも何の問題もありませんからね。
私もここぞとばかりに、「いつもは泊まれないホテル」を楽しませてもらってます。
雨季のビーチは快適
乾季のビーチは、世界中からの観光客で溢れかえってます。
しかし、雨季のビーチは「それほど混雑」していません。
さらには、タイでも南方に位置するプーケットは雨季でも気温が高いです。
ですので、やっぱり「屋外は暑い」んですよね。
しかし、雨季に降る「南国のスコール」は、気温を少し下げてくれるんです。
スコールの後にビーチに遊びに行くと「かなり快適に遊べる」んですよね。

雨季のビーチは「遊泳禁止」になる確率が高いのでお気をつけ下さい。「赤い旗」が遊泳禁止の目印になりますね。
海が綺麗に見えない!
海の色は、様々な要因で綺麗に見えるだそうです。
しかし、間違いなくいえることは「雨の日や曇りの日の海」は全然綺麗に見えません!
プーケットの雨季は、当然ですが「雨や曇りの日」が多くなります。
ですので、

プーケット旅行中に、1回も「コバルトブルーの海」が見れなかった!
と、なる可能性もありますよね。
まとめ
今回は、「タイの雨季のメリット」と「プーケットの雨季の楽しみ方」を解説しました。
私は、雨季にプーケットに行く機会が増えています。
高級ホテルでのんびりと滞在するだけでも、「最高のリラックス」になるからですね(笑)
タイの雨季の次は、「タイ旅行のお役立ち情報」を確認しておくと、きっとあなたの役に立ちますよ!