タイの人口推移と構成!統計分布から読み取ると実は少子化が進む国

今回は、タイの人口推移と構成について、タイ歴22年の私が解説します。

実は、最近のタイは人口の伸び率が鈍化しています。「いやいや、タイは子供で溢れてるじゃないか!」と私も思ってたんですよね。

しかし、どうやらそうではないようです。特に、バンコク女性の出生率がタイ国内でも突出して低いんですよね。

まずは、現在のタイの人口について見ていきましょう。その後、1960年~2014年までのタイの人口推移を確認したいと思います。

タイの人口はバンコクに集中

現在のタイの人口は、およそ6,800万人になっております。首都バンコクの人口はおよそ850万人になります。

ですので、タイはバンコク一極集中都市だと言われてるんですね。

タイの人口は日本の半分

日本の人口が1億3000万人ですので、タイはちょうど日本の半数ぐらいの人口となります。

ちなみに、東京都の人口は1340万人、大阪府は890万人です。バンコクは大阪府の人口と同じくらいになりますね。そりゃ、大都会な訳ですね。

タイの人口推移を統計で確認

タイの人口推移

それでは、タイの人口推移を年月別に見ていきましょう!

タイの人口推移

年月 人口
1960年  2739万人
1965年  3182万人
1970年  3688万人
1975年  4233万人
1980年  4738万人
1985年  5204万人
1990年  5658万人
1995年  5926万人
2000年  6269万人
2005年  6586万人
2010年  6669万人
2014年  6772万人

(引用:世界銀行Webサイト)

タイも2000年までは順調に人口が増加しています。しかし、2005年から2014年の間は、ほぼ横ばいの人口になっております。

その大きな要因として、タイの出生率の低下があげられます。

タイの出生率

タイの出生率を年月別に確認してみましょう!

タイの出生率

年月 出生率
1960年  6.15
1965年  6.13
1970年  5.6
1975年 4.49
1980年 3.39
1985年 2.57
1990年 2.11
1995年 1.87
2000年 1.68
2005年 1.54
2010年 1.44
2013年 1.4

(引用:世界銀行Webサイト)

1980年を最後に、タイの出生率はグングンと低下していきます。現在のタイで特に出生率が低いのがバンコクで「0.8〜0.85」となってますね。

ちなみに、2013年の出生率で比較すると、日本は1.43でタイは1.4となっています。ですので、どちらの国も完全なる少子化の国ですよね。

東南アジアの人口と比較

タイの人口と東南アジアの他の国の人口を比べて見ましょう!

  • ラオス   :650万人
  • マレーシア :3,000万人
  • カンボジア :1,500万人
  • ミャンマー :5,150万人
  • シンガポール:540万人
  • ベトナム  :9,250万人

東南アジアでは、ベトナムの人口が突出して多いようですね。シンガポールの人口の少なさは、何となく想像がつきますよね。

しかし、特筆すべきはラオスの人口になります。ラオスはバンコク市の人口よりも少なかったんですね。ラオスがのんびりしている理由が分かった気がします。

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