この記事は、
- タイの言語(公用語)は「タイ語」
- 国内で使われている方言
- タイ語が全く上達しなかった理由
について書いています。

タイ歴22年の「まさじろ」が、シンプルに説明しますね!
タイの言語(公用語)は「タイ語」
タイに興味を持ち始めた方が気になるのが、「タイではどんな言語が使われてるのだろう?」になります。
結論から言うと、タイ国内で一般的に使われている言語(公用語)は、「タイ語」ですね。
標準語が使われるのがタイの中央エリアなので、タイ国内では「中央タイ語」とも呼ばれていますね。
中央タイ語は、「ภาษากลาง(パサーグラーン)」とタイ語では書きます。
バンコク語と中央タイ語

日本国内でも標準語と東京弁が少々異なるように、「バンコク語と中央タイ語」も厳密には異なるんだそうです。
バンコク語はタイ王国のバンコクなどの首都圏で話される。中央タイ語と混同されるが多少の差異を含む。
出典元:バンコク語ーWikipedia

ま、しかし、今回の記事ではそれは気にしない方が理解しやすいと思いますよ(笑)
タイ語はどんな文字?
せっかくですので、タイで使わている「タイ語の文字」を確認しましょう。
上記写真の1段目がタイ語ですね。「ประตูสวนดอก」と書いています。

これは「プラトゥー・スアンドック」と書いていて、チェンマイのお堀を囲っている門の1つのことだよ。
タイの方言
タイには、日本と同様に「各地の方言」もあるんですよね。
方言地域の人は、「タイ語(共通語)+方言」を話すことができます。
話せる理由は、小学校等では方言ではなく「タイ語で授業を受ける」からですね。
タイ語の方言には以下があります。
- チェンマイ語(北タイ語)
- イーサーン語
- 南タイ語
チェンマイ語(北タイ語)
北タイ語はタイ王国の北部で話されるタイ語の方言である。チェンマイの北タイ語を標準的な語とするため、チェンマイ語(คำเมือง、カム・ムアン)とも言う。中央タイ語よりはむしろラーオ語やイーサーン語と似る。
出典元:北タイ語ーWikipedia
イーサーン語
イーサーン語は、タイ王国東北部のイーサーン地方で話される言語である。タイ国内ではタイ語の方言とされるが、言語学上はラーオ語と同じ言語集団(ラオ・プータイ)に分類され、その場合、ラオス国内のラーオ語を東ラーオ語、イーサーン語を西ラーオ語と呼ぶことがある。北タイ語にも近い。
出典元:イーサーン語ーWikipedia
南タイ語
南タイ語はタイ王国のマレー半島部・南部で話される言語である。標準語の持つアクセントに縛られず、全体的に高声が目立つ。
出典元:南タイ語ーWikipedia

ちなみにタイ語が少し話せる私でも、方言で話されると「何を言ってるのか」ほぼ理解できませんよ(笑)
タイ語が全く上達しなかった理由
10年ほど前の話になります。タイ歴は長いのに、タイ語が全く話せなかった当時の私。
流石に恥ずかしくなって、「タイ語を真剣に勉強しよう」と思い立ちます。
しかし、タイ語能力が向上する気配すらありませんでした。今なら分かりますが、それには理由がありました。
私は、「タイマッサージのお店」でタイ語能力アップを目指していたのです。

今では少しタイ語が話せる私ですが、当時はサッパリでした。しかし、私なりに努力はしてました(笑)
私はタイマッサージが大好き
私は、自他共に認める「タイマッサージ好き」です。
タイにハマった理由の1つが、安くてお手軽なタイマッサージがあるのは間違いありません。
そんなある日、私は気付きます。「マッサージ師さんのタイ語を聞いてタイ語を勉強しよう!」と。
マッサージを受けてる間は暇ですからね。

中級店以上ではありえないことですが、安いタイマッサージのお店では「スタッフ同士がおしゃべり」をするのは当たり前なんですよね。
マッサージスタッフのタイ語を傾聴
タイ旅行中は、ほぼ毎日タイマッサージに行く私。
毎日、毎日、健気にスタッフのタイ語に耳を傾けます。
しかし、一向に聞き取れません。
タイ語の学習書でも平行して勉強してたのですが、「学んだタイ語」を耳にすることはありませんでした。
勉強する場所を間違えた
ですので、1ヶ月が経過する頃には次第にやる気もなくなりましたね。
「タイ語は難しすぎるよ!」と周囲に話していたのを覚えています。
しかし、私は最初から間違っていたんです。

そもそもタイマッサージのお店で、「タイ語を勉強すること」が失敗だったんです。
スタッフは方言で話してる
今なら理解できますが、タイマッサージのスタッフは方言である「イーサーン語」で話してたんですよね。
ですので、タイ語の学習書で学んだ言語と異なっていて当然なんです。
タイ語の学習書は、タイの共通語で学びますもんね。
タイ語が少し理解できるようになった頃、この事実を知りました。
早めに気づけて良かったです(笑)
まとめ
今回は、「タイの言語」と「タイ国内の方言」について説明しました。
おさらいすると、
- タイの言語(公用語)はタイ語
- タイ国内にも方言がある
- 方言はタイ語とは異なる
になりますね。
ちなみに、タイに長く住む日本人の中には「日本語だけで生活」している方も多いです。

タイ語は全然話せないし、英語はホンの少し単語を知ってるだけ。それでもタイでは、「十分に生活」できます。素敵な国ですよね!
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