今回の記事は、
- シラフの意味とは?
- 酔っ払った時にこそ本音がでるの?
について、断酒歴9年の私が解説します。

酔っぱらいに言われたことが、「あの人の本心なんだ」と悩んでる人は、あまり気にしない方がいいですよ!
シラフ(素面)の意味とは?
シラフ(素面)とは、「お酒が体内に入っていない状態」を言います。
つまり、お酒を飲むと「シラフな状態」ではなくなる訳ですね。
ですので、「真面目な話はシラフの時にしようよ!」等の会話がよく聞かれます。
真剣な話は、「お酒を飲んでない状態」で話し合いたいってことなんでしょうね。

お酒を飲むと「思考回路がしっかりと働かない」ですから、それも致し方なしですね。
酔っ払いが、ふと漏らした言葉こそが本音だ!
お酒で酔っ払うと、普段は無口で大人しい人も「酔いにまかせて話し好き」になったりもします。
そんな時に酔っぱらいが、「ふと漏らした言葉こそが本音だ!」と言われてますよね。

酔いが深くなった人が、「お喋りになること」はよくあることですもんね。しかし、私はそれはチョット違うと思うんです。
酔っ払った時にこそ本音がでるの?
もう10年以上前になりますが、私のお酒が絶好調だったときです。
長年の友人と一緒に飲みに行きました。
アルコール依存症の真っ只中の時代ですので、当然ですが「私はベロベロ」になります。
この頃になると、友人は「私の酒癖が本当に嫌」だったみたいですね。
友人は、田舎のおぼっちゃんです。
ですので、本当に「温厚で穏やかな優しい性格」の持ち主です。
泥酔状態をビデオに撮られた
友人が怒ったのを、私は今までの人生で見たことがありません。
そんな彼を、私は少し怒らせたようなのです(笑)
私の泥酔具合に頭にきた友人は、「私が泥酔してるところ」をビデオに撮ります。
後からビデオを見てみると、ビデオに撮られている「泥酔まさじろも怒り心頭」です。
「おまえ、何を撮ってる!」と、友人に詰め寄ってました。
しかし、そこは泥酔者です。少し押された私は簡単にヨロケてました(笑)
酒癖が悪い人には寂しがり屋が多いよ
ヨロケながらも文句は言いまくりです。
今では、「思い出すだけでも恥ずかしい」のですが、泥酔状態の私は色々と言ってましたね。
そうやって、泥酔状態の超ウザイ私は放置されて、誰も相手をしてくれなくなりました。
そこで私がとった行動は、後で見た「自分でも不思議」でした。

みんなに相手にして欲しいからだと思うのですが、思ってもないことを話しだしたんです(泣)
シラフな状態で思い返すと、恥ずかしくてたまらない
もう、10年以上前のことですが、友人への一言を今でも覚えています。
「俺は、お前のことが本当は嫌いだ!」とか言ってましたね。
シラフな状態で思い返すと、恥ずかしくてたまらないですね。
子供じみてますよねえ。周囲の人にも、なんやらかんやらと議論を吹っかけてましたね。
しかし、それらは「私が思ってもないこと」でした。
友人からの最後通告
私は、つまりは「寂しがり屋」なんだと思います。
誰かに、かまってほしくてしょうがなかったようですね。
その後も何回も私はお酒でやらかして、友人に「お前は酒乱だ。酒やめたほうがいいぞ!」と通告されます。
人の良い彼に言われたことは、ダイレクトに私の心に響きましたね。
しかし、アホな私は「その後も何十回もお酒での失敗」を繰り返します。
言いにくいことを言ってくれたことに感謝
ようやくお酒を辞めた今では、本当に感謝しています。
と言うのも、酒癖の悪い人に「その事実を伝える」のって難しいんですよね。

私のために言ってくれたことに、「ありがとう」と、今なら素直に言えますね。お酒との付き合い方に問題のある私は、「シラフがお似合い」のようです!