今回は、セパタクローの魅力やルールについて、タイ歴22年の私が解説します。
最近の日本では、タイ人のサッカー選手の活躍が目覚ましいです。さらには、サッカーのタイ代表もアジアの強豪国に迫る勢いです。
実は、「タイのサッカーが強くなる」と予想した人は少なくありません、それは「タイはセパタクローの最強国」だからです。
「セパタクローが強かったら、サッカーも強くなるの?」と、あなたは思ったんじゃないですか?
セパタクローとサッカーって似てる部分も多いんです。どちらも「足を使ってするスポーツ」ですからね!
セパタクローとは?
最初に、「セパタクローとは?」について確認しましょう。日本セパタクロー協会さんのWEBサイトの説明が分かりやすかったので紹介しますね。
セパタクローの「セパ」はマレー語で「蹴る」、「タクロー」はタイ語で「(藤で編んだ)ボール」と云う意味で、セパタクローは2つの言葉の合成語であり、言葉が示すように、ネットをはさんで足や腿または頭を使ってボールを相手コートに返しあう競技でバレーボールに似たゲームである。
(引用:日本セパタクロー協会WEBサイト)
セパタクローとは「サッカーバレーボール」だよ
「セパタクローって何?」と聞かれたとき、「サッカーバレーボール」と答えています。
と言うのも、セパタクローは、サッカーとバレーボールの楽しさを両取りしたスポーツなんですよね。
サッカーの華は「シュート」で、バレーボールの華は「アタック」にあると思います。セパタクローは、そのクライマックスシーンが連続するのが最大の魅力なんです。
動画で確認してみよう!
まずは、セパタクローの魅力が詰め込まれた上記動画を確認して下さい。40秒ぐらいの長さの動画ですが、男女ともの「華麗な足技」に魅了されます。
通常のサッカーでは、なかなかお目にかかれない「オーバーヘッドキック」の連続に驚きますよね。
オーバーヘッドキックでアタックを打つ!
バレーボールで言うアタックをオーバーヘッドキックで行うところが華麗なんです。これがセパタクローの華ですね。
女の子のオーバーヘッドキックも見応えがありますね。私も、初めて目の当たりにしたときは度肝を抜かれましたね。
セパタクローの大まかなルール
セパタクローの大まかなルールは以下になります。
- 手や腕でボールに触ってはいけない
- 3回のタッチで相手コートにボールを返すこと
- ひとりで連続3回タッチしてもよい
※詳しいルールを知りたい方は、日本セパタクロー協会WEBサイトのセパタクローのルールで確認して下さい。
ルールなんて知らなくても楽しめるよ!
ただし、セパタクローはルールなんて知らなくても見てるだけで楽しいです。
と言うのも、セパタクローは自分でするスポーツと言うより、「見て楽しむスポーツ」だと私は思うんです。
それは、セパタクローが高度な足技がとっても美しいスポーツになるからですね。ちょっと、私にはできそうもありません(笑)
ちなみに、タイ人も、「セパタクローを見るのが好き!」って人は多いですよ。
高度な足技を紹介するよ!
最初に紹介した動画よりも、「さらに高度なテクニック」なのが上記動画になります。ちなみに、「セパタクローマニア」なタイの友人の一押しになります。
10分ぐらいの動画なので、最初の2~3分だけでも確認してみて下さい。「すごい!」の一言です。世界最高峰の足技に心が踊りますよ。
セパタクローはタイで大人気のスポーツ
タイを旅していると、「セパタクローを楽しんでいるタイ人」を路地裏や高架下の空きスペースなどで頻繁に目にします。
セパタクローは日本ではあまり知られていませんが、タイなどの東南アジアでは大人気のスポーツなんですよね。
簡単に遊べる庶民の娯楽
ボール1つで行えるスポーツなので手軽に遊べるんでしょうね。子供も大人も一緒になって楽しんでます。
そうやってセパタクローが身近にあるので、セパタクローが上手なタイ人は多いですよね。そこらへんのおっちゃんが驚くほど上手なこともありますから!
頑張れ日本代表!
ちなみに、サッカー界の最強がブラジル代表だとすると、セパタクロー界の最強はタイ代表になります。
タイ国内には、セパタクローのプロリーグがあるぐらい盛んなスポーツなんですよね。
肩を並べる日が待ち遠しい
サッカーでは日本代表の方が実力は上ですが、セパタクローではタイ代表の方がに確実に強いですよね。
日本とタイでは圧倒的な競技人口の差があるので、この差を埋めるのは容易ではないと思います。
しかし、日本人としては「日本代表」に頑張ってほしいです。タイ代表と日本代表が、肩を並べる日が待ち遠しいですね。

まとめ
今回は、セパタクローの魅力やルールについて、タイ歴22年の私が解説しました。
日本でもセパタクローが人気になるように、タイブロガーの私はこれからも応援を続けます!
