現在の日本は、世界が経験したことのない未曾有の「超高齢社会」に突入しています。
団塊の世代が75歳の後期高齢者になる2025年には、日本人の「10人に3人が高齢者になる」と予測されているんですよね。
そんな増え続ける高齢者に向けての「高齢者ビジネス」が躍動しているんです。
それでは最初に、「高齢者ビジネスの市場規模」から確認していきましょう!

今回は、デイサービスでの「入浴の目的」と「入浴の一連の流れ」について、ケアマネの私が解説しますね!
高齢者ビジネスの市場規模
高齢者ビジネスの市場規模は、以下の「みずほ銀行のレポート」が参考になります。
高齢者向け市場を「医療・医薬」「介護」「生活産業」の3つの事業分野の高齢者(65歳以上)の消費市場と定義した場合、2025年の市場規模は高齢者人口の増加を背景に100兆円規模に拡大する見通し。
出典元:「高齢者向け市場」みずほコーポレート
2007年の高齢者ビジネスの市場規模は「62.9兆円」ですが、2025年には161%増加して「101兆円」と予想されているんです。
介護分野の市場規模は2.4倍
そんな市場規模の拡大している中で、介護分野は「6.4兆円→15.2兆円」に伸びると予想されています。
この市場規模の伸び方を見ると、介護事業に力を入れる会社がますます増えそうですよね!
前述したように、2025年に日本人の「10人に3人が高齢者になる」と予想されているんでしたよね。
それでは次に、高齢者ビジネスの根幹となる「現在と将来の高齢者の具体的な人数」を確認しましょう!
高齢者ビジネスの規模を人口で確認
2016年10月1日現在の日本人口
2016年10月1日現在の日本人口は以下になります。
- 総人口:1億2,693万人
- 高齢者人口:3,459万人
- 総人口に占める高齢者の割合:27.3%
2020年の予測
2020年の予測は以下になります。
- 総人口:1億2532万人
- 高齢者人口:3619万人
- 総人口に占める高齢者の割合:28.9%
2030年の予測
2030年の予測は以下になります。
- 総人口:1億1913万人
- 高齢者人口:3716万人
- 総人口に占める高齢者の割合:31.2%
高齢者の数はドンドン増えるので、高齢者ビジネスのチャンスは広がりますね!
新しいビジネスモデルを構築するチャンス!
高齢化社会には当然ですが問題もあります。
しかし、超高齢社会は世界が「未だ経験しことのない出来事」なのも事実です。
実は今、世界規模で高齢化が進んでいます。
日本は高齢化のスピードが早すぎただけで、他の国でも高齢化問題は顕在化しつつあるんです。
という事は、世界にも高齢者ビジネスのチャンスがあるってことですよね!
超高齢社会はピンチかチャンスか?
超高齢社会が最初に到来した日本だからこそ、高齢化ビジネスにじっくり取り組めるというメリットはありますよね。
この状況を、「老人が増えた日本はもうダメだ!」と捉えるか、「新しいビジネスモデルを構築して世界に飛び出すチャンス!」と捉えるかは、あなた次第ですよ!

私の夢は、「デイサービスや老人ホームの運営」になります。来るべき日に備えて、資金を貯めないといけませんね!