今回は、パッタイの美味しい「作り方レシピと具材料」について、タイ歴22年で無類の麺好きな私が解説します。
パッタイは、日本でも少し有名になりつつあるタイ料理の1つになります。「タイ料理は辛いから苦手でねえ」と言う日本人がたまにいます。
そんな「辛さに強くない人」にこそ試してもらいたいのがパッタイになります。タイ料理の中でも「全く辛くない」のがパッタイなんですよね。
タイ人も子供から大人までパッタイが大好きですね。タイ旅行にいったら、ぜひ試して欲しいですね。おそらく気に入ると思いますよ。
気に入ったら日本でも簡単に作れるので挑戦して下さい。記事の後半では、パッタイを簡単に作るための麺やペーストも紹介しますね!
パッタイとは?
パッタイとは、タイ風焼きそばのことです。気軽に食べられて値段も安いので、タイ人に幅広く愛されてるタイ料理の1つですね。
簡単に作れるのでタイのそこかしこに「パッタイ屋台」があります。バックパッカーの聖地で有名な「カオサン通り(上記写真)」は、パッタイ通りでもあります。
安いし旨いのが人気の秘密
パッタイ1皿が約100円くらいなので気軽に食べれます。世界の旅人にも大人気ですね。
一方、タイの中級料理店でもパッタイは人気商品です。値段の違いは材料の違いでもありますね。中級店ではふんだんにシーフードを使ってます。
カオサンの安いパッタイは米麺と少しの野菜だけで構成されてますから、値段からしてしょうがないですよね。でも、意外に美味しいんですよ!
タイ語の意味
パッタイは、2つのタイ語から成り立つ言葉になります。
- パッ:炒める
- タイ:タイランド
直訳すると「タイを炒めた料理」となります。「国を炒めるなんて!」と思いますよね。しかし、この直訳も当たらずといえども遠からずなんですよ。
「パッタイを国民食としたかった政府が、料理の名前にタイをいれて親しみをだした」んだそうです。
その逸話が真実か否かは分かりかねますが、国民食にしたいという戦略は「大成功」ですね。タイ政府お見事です!
パッタイのカロリー
パッタイは思ったよりも高カロリーです。麺の量によって異なりますが、650〜800カロリーが平均になってます。
あっさりしてそうなんで低カロリーと期待してしまいますね。麺と炒め油のカロリーが思ったよりも大きいみたいですね。
簡単に作るなら「カルディ」がおすすめ!
タイ料理が日本でも認知されつつある現在。美味しいガパオライスやグリーンカレーは、今では日本国内でもお手軽に食べることができます。
しかし、美味しいパッタイを日本国内で食べようとすると、タイ料理屋さんにでも行くしかありません。
手軽に作れるのに美味しいよ!
そんな時に重宝するのが、お手軽にタイの味を再現できる「カルディ・パッタイセット」になります。
結論から言うと、このカルディのパッタイは「とっても美味しい」です!米麺がセットに入ってるので、日本に居ながらにして「米麺のモチモチの食感」が楽しめます。
3つの原材料が美味しさの秘密
カルディのパッタイが美味しいのには理由があります。まずは、タイで作られているというのが第1の理由です。
もう1つの理由はパッタイセットの原材料にあります。パッタイセットの裏面を見てみると原材料名が書かれています。その中に以下の3つがあります。
- パームシュガー
- タマリンド
- エシャロット
この3つの材料のおかげでカルディのパッタイは本格的な味になって、とっても美味しいパッタイになります。
この3つは単体でも購入することは可能ですが、オイスターソース等と比べると使用頻度が低いんですよね(笑)
パッタイの美味しい作り方レシピ
カルディ・パッタイの作り方レシピは以下になります。
レシピ
- 米麺 :100g ☆
- パッタイソース:110g ☆
- チリパウダー :4g ☆
- むきエビ :100g
- 卵 :1個
- にら :1/3束
- もやし :120g
- サラダ油 :適量
☆はパッタイセットに含まれています。むきエビの代わりに一口大に切った鶏肉や豚肉でも美味しいですね。
作り方
- 米麺を熱湯で1分茹でて、湯切りします。この時、茹で汁を大さじ2杯程度とっておいてください
- フライパンを熱して油をいれます。むきエビ(鶏肉・豚肉)を炒めます
- そこに、湯切りした麺を茹で汁2杯と共に加えて炒めます
- 麺に粘りがでてきたら、パッタイソースを加えてよく混ぜます
- フライパンの端に具材を寄せて、空いたところで溶き卵を炒めます
- にら・もやしを加えて全ての具材をよく混ぜます
※お好みで、砕きピーナッツ・ライムを添えると本格的なパッタイの味になりますよ!
むきエビ無しでも美味しく頂ける
本当は、上記の材料を全部そろえてからパッタイを作るのがベストです。ただし、私は「むきエビ無し」で作ることも多いですね。だって、楽ですから(笑)
それに、野菜もたっぷりとれるのが嬉しいですよね。「パッタイソースが濃い」ので野菜をふんだんに入れたほうがさらに美味しくいただけますよ!
※チリパウダーがけっこう辛いです。一気に全部入れたら辛さに驚くと思いますよ(笑)
無印良品のパッタイもおすすめ!
無印良品のパッタイも美味しいのでオススメです。美味しさの理由の1つに「麺の茹で加減」があげられます。
私は、ラーメンの麺は「硬め」が大好きです。ですので、ふにゃふにゃ麺はあんまり好きではありません。
カップラーメンの待ち時間が3分とあれば2分にします。「硬めの麺」が本当に好きなんですよね(笑)
タイでは作り置きが一般的
タイの大衆店では、パッタイの麺を「大きな鍋でどっさり」と作ります。そして、お客さんが来るごとに「大鍋から麺を取り出して」最後の仕上げにかかります。
ですので、「麺が残念な状態」なんですよね。味付けなどは美味しいんです。でも、タイにあるパッタイ大衆店は麺が「キリッ」としてないお店が多いんです。
しかし、この無印のパッタイセットなら「茹で加減・炒め加減」は、本人の好きなように作れます。だから一層美味しく感じますね。
無印良品・パッタイの作り方レシピ
当然ですが、本場タイの中級店以上のパッタイには負けます。しかし、タイの一般的なお店のパッタイと比べると、私は「無印パッタイセット」の方が好きですね。
まずは、無印のパッタイのレシピと作り方から紹介しますね。
レシピ
- ビーフン ☆
- パッタイソース ☆
- 後がけソース ☆
- エビ
- 豚肉スライス
- 厚揚げ
- ニラ
- もやし
- 卵
- 炒め油
☆はパッタイセットに含まれています。私は「エビ・ニラ・もやし・卵」で作ってますね。十分に美味しいですよ!
作り方
- 沸騰したお湯にビーフンをいれて5分、その後ザルに
- 卵をスクランブルエッグにして別皿に
- 肉・エビ・厚揚げ・茹でたビーフンをフライパンで炒める
- スクランブルエッグとパッタイソースを加えてさらに炒める
- 最後にニラ・もやしを加えて混ぜ合わせる
ソース・ペースト・麺のおすすめ!
最後に、パッタイ用の「ソース・ペースト・麺」のおすすめを紹介します。
アライドタイ焼きそばセット
手軽に美味しいパッタイが作りたいならセットが便利ですね。バンコクにある一般的なお店には負けてませんよ。
エビと野菜があれば簡単にできちゃうのも嬉しいですね。お肉類があれば尚いいですね。
このパッタイペースト・ソースで、まずは「パッタイの美味しさ!」を知ってください。やはり、自分で作るパッタイは格別に美味しいですよね!
アライドパッタイペースト
料理に慣れてる方は、セットを買うよりも味の調節ができるペーストが便利ですね。ただし、料理に慣れてない方はセット1択になります。
パッタイペースト・ソースに関しては、私の中では「アライドコーポレーションさん」の独壇場になってますね(笑)
ユウキタイビーフン
パッタイの麺では、「ユウキタイビーフン」がおすすめですね。ユウキさんは、タイ食材で有名ですから安心なのもありますね。
さらには、300gという分量が調度イイんですよね。パッタイは一人前の麺の平均が100gなんで、ちょうど3回分になるんですよね。
ケンミンクイッティオ
量が多いほうがいい人は、こちらの1キロがオススメですね。グラム換算すると、こちらの方が安いですしね。
タイ料理をよく食べる方はこちらがオススメですよ。多く買うと大盛りで食べちゃうので、私はあえて300gの方を買ってます。昔は、1キロを買ってたんですけどね(笑)
まとめ
今回は、パッタイの美味しい「作り方レシピと具材料」について、タイ歴22年で無類の麺好きな私が解説しました。
日本に居ながらにして、本格的なタイの味が楽しめる良い時代になりました。それでは、素敵なタイ料理を満喫してくださいね!
