人間が属していることで知られる哺乳類は、魚類や爬虫類と比べると比較的に新しいグループになります。
数億年前に、爬虫類から進化したのが哺乳類と言われているからですね。
哺乳類で有名なのが、人間・犬・猫・ライオン・トラなどになります。
しかし、パンダ・レッサーパンダ、さらには巨大なクジラなんかも哺乳類なんです。
実は哺乳類には、様々な種類の生物がカテゴライズされているんです(詳細は後述)。
今回は、「哺乳類の意味とは?・哺乳類の一覧」を詳しく解説します。

この記事は、動物園が大好きで、1ヶ月に2~4回は必ず動物園に行く、動物大好きYoutuberの「ぱんだガール」が書いています。
哺乳類の意味とは?
哺乳類とは、「脊椎動物(意味:背骨のある動物)」に分類される生物です。
恒温なので体温調節ができ、暑さや寒さの厳しい環境でも生き抜けます。
さらに哺乳類は、一部例外を除いて「卵ではなく赤ちゃんを出産」します。
メスには乳腺があり、乳を与えて子供を育てます。
哺乳類の種類
哺乳類は、18目135科の約4,000種類が地球上に存在します。
具体的には、日本には以下の種類の哺乳類が存在します。
- 陸地:約100種類
- 近海:約50種類

生息環境が様々あり、空・海・地上などに生息しているのも哺乳類の特徴ですね!
哺乳類の代表グループと進化の理由
哺乳類の代表的なグループが以下になります。
- 霊長類
- 食肉類
- 有蹄類
※具体的な哺乳類の一覧は後述
人間やお猿さんは、霊長類になりますね。
食肉類=肉食動物とのイメージで概ね問題ないですが、「パンダやレッサーパンダのような例外」も存在します。
哺乳類が進化した要因
哺乳類が進化した理由の1つが、「あごの骨」にあります。
実は、動物界の中では哺乳類だけが、唯一食べ物を咀嚼できるんだそうです。
あごの骨の発達することで、より多くの種類の食べ物を摂取できるようになります。
そうやって、哺乳類は動物界を凌駕する存在となったんです。

それでは次は、「哺乳類の特徴」を詳しくチェックしましょう!
特徴:体温:卵
哺乳類の特徴が以下になります。
- 体温を保てる
- 卵でなく赤ちゃん
- 乳で育つ
体温を保てる
哺乳類の大きな特徴の1つが、「体温を保てる」になります。
爬虫類などが体温を保つためには、お日様にあたるか、自分で動いたりする必要があります。
しかし、哺乳類は体内の温度が高く、35℃~38℃に保たれてるんですよね。
そうやって恒温できることで、色んな場所で生活できています。
卵でなく赤ちゃん
哺乳類は卵ではなく、赤ちゃんとして生まれてくるのも特徴の1つですね。
メスの体内で卵子と精子が結合して受精するのが哺乳類ですが、一部例外もあります。
それが、ハリモグラとカモノハシですね。
この両者は哺乳類の例外で、赤ちゃんではなく卵を産みます。
乳で育つ
哺乳類のメスには乳腺があり、そこから赤ちゃんに栄養を与えます。
母乳は栄養価が高く、赤ちゃんを病原菌から守る働きがあると言われています。
ちなみに、哺乳類は赤ちゃんとして生まれてくるので、世話をしないといけません。
そうやって親から色々と学ぶので、哺乳類の赤ちゃんは生存率が高いんですね。
哺乳類名前一覧
霊長類
チンパンジー・ゴリラ・テナガザル・マンドリル・キンシコウ・マントヒヒ・キツネザル・メガネザル等
食肉類
トラ・ライオン・チーター・ヒョウ・ジャガー・ピューマ・ネコ・イヌ・キツネ・オオカミ・タヌキ・クマ・パンダ・レッサーパンダ・アナグマ・スカンク・カワウソ・イタチ・アザラシ・アシカ・アライグマ・マングース等
有蹄類
クジラ・シャチ・イルカ・キリン・オカピ・ラクダ・イノシシ・カバ・ゾウ・ウマ・ロバ・シマウマ・ジュゴン・マナティー・バク・サイ・ウシ・ヤギ・ヒツジ・シカ等
げっ歯類
リス・ネズミ・ビーバー・プレーリードッグ・ハムスター・ヤマアラシ・カピバラ等
単孔類
カモノハシ・ハリモグラ
※哺乳類で唯一卵を生むグループ
有袋類
ウォンバット・カンガルー・ワラビー・コアラ・クスクス・アリクイ・アルマジロ・ナマケモノ等
食虫類
ネズミ・モグラ等
コウモリ類
コウモリ
※哺乳類で、唯一飛べるのがコウモリ類

人間が属している哺乳類には、こんなにも多くの動物がいるのに驚きですね!