亀池公園は、「桜の名所」として有名な公園になります。
ですので、桜の季節だけ多くの観光客が訪れることで知られています。
しかし、亀池公園の見どころは、桜だけじゃないんですよね。
亀池公園の見どころには、
- 適度な高さが嬉しい「吊り橋」
- 紀州徳川家の別荘「双青閣」
- 大自然と一体化できる「公園の風景」
もあるからですね。
亀池は、「農林水産省・ため池百選」に選ばれています。
実は、亀池公園は「1年中満喫できる公園」なんですよ!

和歌山県の出身で在住の「まさじろ」が、この記事を書いています。
【まさじろ・保有資格など】
- インターネット旅行情報士
- タイ国政府観光庁公認タイランドスペシャリスト
最初に、亀池公園をサラッと説明!
亀池(和歌山県海南市)は、1710年に造営された「県下最大級のため池」になります。
暴れん坊将軍で有名な徳川吉宗が、地元出身の「井沢弥惣兵衛」に命じて作らせた灌漑用の池が亀池なんですよね。
海南市のWEBサイトによると、
周囲約4キロメートルもあるこの池を、延べ55,000人で、約3ヶ月の短期間に完成させています。
出典元:亀池ー海南市
とのことですので、当時はかなりの大工事だったようです。
亀池の周囲が「亀池公園」
その亀池を囲い込むように、「亀池公園」があります。
池の周辺が遊歩道になっていて、散歩するのにちょうどいんですよね。
ため池百選
そんな亀池は、全国に約21万あるため池から選ぶ「ため池百選」の1つになります。
ため池百選とは、
ため池の中から、生活への役割と保全の必要性を国民に理解してもらうために選定した100のため池である。その選考に当っては、次の5点のうちいずれか1つ以上が優れていることが評価基準となっている。「農業の礎」「歴史・文化・伝統」「景観」「物多様性地域とのかかわり」
出典元:ため池百選ーWikipedia
になりますね。
ちなみに、和歌山県内で「ため池百選」選出されたのは亀池だけになりますよ!
亀池公園の見どころ!
亀池公園の見どころをおさらいすると、
- 適度な高さが嬉しい「吊り橋」
- 紀州徳川家の別荘「双青閣」
- 大自然と一体化できる「公園の風景」
になります。1つずつ確認していきましょう!
吊り橋
公園の中島に向かう吊り橋が見所の1つとなります。
私が特に好んでいるのが、「吊り橋の高さ」になりますね。
写真でも分かるように、高くないのでそんなに怖くないのが嬉しいんですよね。
高いところが苦手な方も、ココなら楽しく渡ることができます。
ちなみに、「高い吊り橋に行く前の予行練習」にも最適ですね。
ココが渡れないなら、ほかの吊り橋は到底無理だと思いますよ。
双青閣
吊り橋を渡ると、中島に「双青閣(そうせいかく)」があります。
双青閣については、文化庁のWEBサイトが参考になります。
紀伊徳川家15代頼倫が邸宅の一部として創建し,亀池中島に移築された。木造2階建,入母屋造,桟瓦葺で1階に庇がつく。方4間半の四周に縁が巡り,北西に玄関,東に階段を突出させる。1階に4室,2階に6室を配し,2階南西の10畳を主座敷とする。
出典元:双青閣ー国指定文化財等
公園の風景
私が亀池でイチバン好きなのが、ベンチに座って眺める「亀池の風景」になります。
ベンチに座ると、こんな感じの大パノラマが広がるんですよね。
「空・雲・山・水・緑」が一度に楽しめる、私のお気に入りの場所なんです。
さらには、山から降りてくる風が心地よいんですよね。
お弁当を持ってきて、こちらの景色を眺めながらのんびりと食べることをおすすめします。
※ちなみに、ベンチの数は3~4台なのでお早めにどうぞ!
その他情報
公園での禁止事項
亀池公園では、
が禁止されています。
トイレ情報
亀池公園には、トイレも完備されていますよ!
亀池公園の駐車場
亀池公園の第一駐車場がこちらになりますね。
桜の季節以外は満車になることは少ないですが、満車の際は近くにある「第二駐車場」を使って下さいね。
亀池公園の情報
- 名称 :亀池公園
- 住所 :和歌山県海南市阪井452
- 休園日:なし
- 入園料:無料
- 駐車場:有り(無料)
- 地図 :Googleマップで見る
私はベンチでぼ~っと山や池を眺めるのが大好きです。気づいた頃には、日頃のストレスも無くなっていますね。

都会の喧騒に疲れたとき、ぜひ来て欲しい公園になります!