海南市にある黒江エリアは、紀州漆器で有名な町になります。
この地域では、昔から漆器づくりが盛んだったんですよね。
私が黒江エリアが好きな理由は、昭和の名残があるからになりますね。
漆器も素敵なんですが、「黒江の昭和の雰囲気」が特に好きなんです。
現代の日本人が忘れてしまった、「懐かしい日本の風景」がココにはあるんです。
それでは一緒に、黒江の町並みを見ていきましょう!

和歌山県の出身で在住の「まさじろ」が、この記事を書いています。
【まさじろ・保有資格など】
- インターネット旅行情報士
- タイ国政府観光庁公認タイランドスペシャリスト
川端通り(和歌山県海南市)
「川端通り」が、海南市黒江エリアの中心になります。
この周辺が、「黒江の町並み」になるんですよね。ですので、まずは川端通りを目指すといいですね。
川端通りでは、「お祭りが年に2回」あります。
川端通りでは、毎年11月の第1土・日曜日に、紀州漆器と黒江の町並みをテーマとした紀州漆器まつりを開催しています。また、8月14日の夜には、「下駄市」(げたいち)とよばれている夜市が100年以上続いています。
出典元:黒江周辺地図ー海南市
漆器まつり(11月の第1土・日曜日)
漆器まつりは、こんな感じになりますね。通りいっぱいに人が集まります。
この投稿をInstagramで見る
下駄市(8月14日)
下駄市はこんな感じになりますね。
この投稿をInstagramで見る
川端通りをひと巡りしたら、次は「黒江の町並み」を散策しましょう。
黒江の町並み
川端通りの周辺に、黒江の町並みを見ることができます。
「昭和ノスタルジック」な感じがたまらく素敵ですね。
路地裏
この細い路地裏が、たまらなく情緒があります。昭和の日本を思い出します。
黒江の町並みを散策したら、次は「紀州漆器伝統産業会館」に向かいましょう!
紀州漆器伝統産業会館
「紀州漆器伝統産業会館」では、紀州漆器の展示や販売を行っています。
漆器に関する情報が集まっているので、見学するだけでも楽しいですね(入館料:無料)。
毎週土・日曜日には、漆器職人さんの実演があり、多くの人でにぎわっています。予約をすれば、漆器の技法「蒔絵(まきえ)」を体験することもできます。
出典元:紀州漆器伝統産業会館ー海南市
時間のある方のために、黒江エリアの「その他の見所」も紹介しますね!
黒江ぬりもの館
黒江ぬりもの館は、「古民家カフェ+漆器ギャラリー」になりますね。
江戸時代からある建物をリノベーションしたらしく、ゆったりと落ち着く空間ですよ。
万葉の里・黒牛茶屋
お酒が好きな方は、株式会社名手酒造店の運営する「万葉の里・黒牛茶屋」をおすすめします。
店内で利き酒もできるんですよね。
中言神社
黒江エリアの氏神様が、「中言(なかごと)神社」になります。
実は、中言神社の境内から湧き出る水が密かに有名なんです!
境内から湧き出ている「黒牛の水」は、紀の国名水に選ばれている。黒牛の岩から湧き出る清水は、古くから茶道や書道など、さまざまな伝統芸術の上達に効き目があるとされている。
出典元:中言神社ー和歌山観光情報
アクセス
最寄り駅は、「JR黒江駅とJR海南駅」になります。
JR黒江駅の方が少し近いですが、特急くろしおの停車駅である「JR海南駅」をおすすめします。

懐かしき昭和時代にタイムスリップしてみて下さいね!