この記事は、
- 青春18きっぷの基本的な使い方
- 途中下車の方法と下車印について
- 2人以上の複数人で使うときの注意点
について書いています。

和歌山県出身で在住の、青春18きっぷを使っての旅が大好きな「まさじろ」がシンプルに紹介しますね!
青春18きっぷの基本的な使い方
青春18きっぷの基本的な使い方は、
- きっぷにスタンプ
- 駅員さんのいる改札
- 1枚=5回分がセット
- 当日限り有効
になります。
きっぷにスタンプ
青春18きっぷを使うときは、改札で駅員さんに「日付入りのスタンプ」を押してもらいます。
駅員さんのいる改札
青春18きっぷは、自動改札が使えません。
ですので、駅員さんにスタンプを押してもらって下さいね。

駅員さんのいない無人駅などでは、電車に乗ってから「車掌さん」にスタンプを押してもらいましょう。
1枚=5回分がセット
青春18きっぷは、上記写真のように「1枚=5回分がセット」になっています。
ですので、「2人以上の複数人」でも使えるんですよね。
例えば、
- 1人×5回
- 2人×2回+1人×1回
- 5人×1回
と、自由な使い方ができます。
※ただし、複数人で使うときは注意が必要です(詳しくは後述)
当日限り有効
1枚の青春18きっぷを何人で利用するかは自由ですが、「当日限り有効」になります。

厳密に言うと、「0:00を過ぎた次の停車駅」までが、当日の有効期限となりますよ。
途中下車の方法と下車印
青春18きっぷは、当日中であれば「どこの駅でも途中下車」することができます。
青春18きっぷのメリットの1つが、「自由に途中下車できる」なんですよね。
せっかくの旅ですから、「有名観光地やご当地グルメ」を堪能したいですもんね。
一般的な乗車券は途中下車できない
実は、一般的な乗車券で途中下車すると、「その後の行程は無効」になるんです。
下記のきっぷでは途中下車できません。片道の営業キロが100キロメートルまでの普通乗車券
出典元:「途中下車」JR西日本
つまり、100㎞までの普通乗車券で途中下車すると「新たに切符を買い直さないといけない」ってことなんです。
一方、青春18きっぷは「自由に途中下車ができる」ので便利なんですよね。
途中下車の方法
途中下車の方法は、青春18きっぷを「駅員さんに見せるだけ」です。
再入場するときも、もう一度駅員さんにきっぷを見せるだけでOKです。
特に何を聞かれるでもなく、「サラッと改札を通過」することが可能です。

ただし、せっかく途中下車するなら記念にスタンプを貰ってはいかがでしょうか?
下車印
亀有の下車印を押して貰いました!
これで常磐線の富岡までの下車印が全て揃いました!
目的を達成出来て嬉しいです、頑張った甲斐がありました(*^^*)ということで、
【速報】住之江氏による冬の青春18きっぷの旅 完結
ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました♪ pic.twitter.com/h9uL9xNYFU
— 住之江 (@nanashi_e531) January 9, 2019
途中下車した駅で、駅員さんに「下車印(途中下車印)」を押してもらえるんです。
これが旅の記念になるので、密かに人気なんですよね。

ちなみに、駅員さんに「下車印ください!」と言えば、気持ちよく押してくれますよ!
青春18きっぷを「2人以上の複数人で使うとき」の注意点
2人以上の複数人で使う時に気をつけて欲しいことが、「同一行程の原則」になります。
グループでご利用の場合は同一行程でのご旅行のみとなります。(グループでご利用の場合、本きっぷをお持ちのお客様以外のお客様は、集合駅まで(解散駅より後)は別に乗車券をお求めください。)
出典元:「青春18きっぷ」JR東海

ちょっと、わかりにくいと思うので具体例で紹介しますね。
2人で東京駅→大阪駅
あなたと友人が2人で、東京→大阪に青春18きっぷで行くとします。
東京駅から一緒に乗って、大阪駅で一緒に降りるなら、「2人が同一工程」なので問題ありません。
東京駅→名古屋駅→大阪駅
あなたが東京駅出発で、友人は名古屋駅から乗って大阪駅に向かう場合。
友人が、あなたの乗っている電車にあわせて乗り込むのはNGです。
その理由は、友人が「電車にのる切符を持っていない」からですね。
この場合は、あなたが「いったん名古屋駅の改札」を出て迎えにいくならOKです。
東京と長野から出発して名古屋駅経由で大阪
あなたが東京駅出発で、友人は長野駅出発、途中の名古屋駅で合流して大阪に向かう場合。
友人が長野駅から出発して、名古屋駅のコンコースで待ち合うのはNGです。
NGな理由は、友人が「長野駅→名古屋駅のチケットを持ってない」からですね。
あなたが、東京駅から長野駅に向かって改札で落ち合うならOKですよ。

ふらり途中下車の旅も青春18きっぷならではです。そういう気ままな旅が楽しいですよね!