和歌山県串本町にある、有名観光地が「橋杭岩(はしくいいわorはしぐいいわ)」ですね。
串本沖から紀伊大島に向かって、約850mの間に大小約40の岩柱が立っています。
吉野熊野国立公園地域にあり、国の天然記念物に指定されています。
この岩柱が直線上に並ぶ姿が、「橋の杭のようにみえるので橋杭岩」と呼ばれているんですよね。
そんな不思議な橋杭岩ができた伝説の1つに、「弘法大師空海と天の邪鬼」のお話があります。
むかし、むかし、「串本から紀伊大島まで、橋をかけられる?」の賭けを、弘法大師と天の邪鬼で行いました。
弘法大師空海は、池や山をも造った伝説もあるお方になります。
当然ですが、天の邪鬼に先駆けて橋の杭を造りおえました。
「このままで負けてしまう」と思った天の邪鬼は、ニワトリの鳴き真似をして弘法大師空海をだまします。
ニワトリが鳴いたので、弘法大師は朝が来たと勘違いして、橋を造りかけたままで去っていったのです。
なので、今では造りかけたままでの橋の杭だけが残ってるんだそうです。
今回は、橋杭岩の「見所(日の出と夕日など)・道の駅・駐車場・アクセス」をシンプルに解説します。
それでは最初に、「橋杭岩の見所」から確認していきましょう!

和歌山県の出身で在住の「まさじろ」が、この記事を書いています。
【まさじろ・保有資格など】
- インターネット旅行情報士
- タイ国政府観光庁公認タイランドスペシャリスト
橋杭岩の見所:日の出:夕日など
橋杭岩の見所が以下になります
- 日の出
- 夕日
- お昼
- 至近距離
- 風が心地よい

橋杭岩は、国道42号線を走っていると自然と目に入ってくるので、お昼の景色を見たことがある人は多いですよね!
日の出
橋杭岩の見所の1つ目が、「日の出」になります。
上記写真のように、橋杭岩の奥の方に見える日の出は、神々しいの一言です。
地球の鼓動を感じられる瞬間ですよね。
遠距離から眺めるのも素敵ですが、近くで「橋杭岩のスキマから見える日の出」も美しいですよ!

土日の早朝は、カメラ愛好家の方が集まってるのを見かけます。とんでもなく綺麗な写真が撮れるので有名なスポットですから(笑)
夕日
橋杭岩の見所の2つ目が、「夕日」になります。
日の出は、橋杭岩の奥から太陽が上がってきました。
夕日は逆で、橋杭岩の奥に太陽が沈んでいきます。
太陽が沈みきった直後の雰囲気が個人的には好きですね。
昼と夜が出会う瞬間です。カメラ愛好家ではなくとも、ついついスマホのカメラで撮影してしまいますよ!
お昼
橋杭岩の見所の3つ目が、「お昼」になります。
日の出と夕日の橋杭岩が有名すぎるので、ついつい昼間は見逃しがちです。
しかし、お昼の橋杭岩も美しいですよ。
背景に串本の青い海があるので、岩柱の1つ1つがメチャクチャ映えるからですね。
至近距離
橋杭岩の見所の4つ目が、「至近距離」になります。
朝から昼頃までは、近くまで歩いて行くことが可能なんです。
橋杭岩をじっくりと観察できますし、「打ち寄せる波と潮騒の音」がたまりません。
岩場を歩いて行くので、ちょっとした冒険感もありますよ(笑)
風が心地よい
橋杭岩の見所の5つ目が、「風が心地よい」になります。
串本町は本州最南端なので、南には太平洋しかありません。
ですので、とっても心地よい風が吹くんですよね。

そんな橋杭岩ですが、実は1つ1つに名前がつけられているんです。昔の人って、メチャクチャ風流ですよね!
岩の1つ1つに名前がある
橋杭岩で誰もが驚くことが、「1つ1つに名前がある」になります。
上記写真のように、1つ1つの島に名前がつけられているんです。
例えば、一番手前の岩が「元島」で、一番奥の岩が「一ノ島」になります。
全体を見て、「あっ、これが橋杭岩か!」と感動するのもいいです。
しかし、可能ならば、「今日の元島は最高だね!」と、個々の名前で呼ぶと愛着がわきます(笑)
橋杭岩の名前一覧
橋杭岩の名前一覧は以下になります。
- 一ノ島
- 二ノ島
- 三ノ島
- 四ノ島
- 大メド沖ノ島
- 馬乗島
- 辰欠島
- 小メ戸コオシ島
- イガミ島
- 弁天岩
- 童子島
- ピシャコ岩
- 小オガミ岩
- 大オガミ岩
- ポオス岩
- ハサミ岩
- 平岩
- 蛙子島
- 折岩
- コポレ岩
- 海老島
- タコ島
- 黒岩
- ゴロゴロ岩
- 元島
道の駅・くしもと橋杭岩
橋杭岩の、すぐ隣にあるのが「道の駅・くしもと橋杭岩」ですね。
道の駅・くしもと橋杭岩の施設内容が以下になります。
- 1階:お土産などを販売
- 2階:展望フロア
- 外 :飲食店
1階:お土産などを販売
道の駅・くしもと橋杭岩の1階では、お土産などを販売しています。
さらには、ドリンク類・アルコール類もおいてありましたよ。
2階:展望フロア
道の駅・くしもと橋杭岩の2階は、展望フロアになります。
ここからだと、橋杭岩を見下ろせる感じになるので、雰囲気がガラッと変わりますよ!
外:飲食店
道の駅・くしもと橋杭岩の外に、飲食店があります。
お店の方の話では、「ポンカンのソフトクリーム」が人気なんだそうですよ。
道の駅・くしもと橋杭岩の基本情報
道の駅・くしもと橋杭岩の基本情報は以下になります。
- 名称:道の駅・くしもと橋杭岩
- 住所:和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川1549
- 地図:Googleマップで見る
- 電話:0735-62-5755
- 営業:9:00~18:00(4月~9月)・9:00~17:00(10月~3月)
- 休日:年中無休
- WEB:公式サイト
※記事更新時の情報になります
橋杭岩へのアクセス方法:電車or車
橋杭岩へのアクセスの種類は以下があります。
- 電車+周遊バスorタクシー
- 車+駐車場
電車+周遊バスorタクシー
橋杭岩への最寄り駅は、JR串本駅になります。
JR串本駅からの移動には以下があります。
- 周遊バス
- タクシー
時間があうなら、周遊バスが安いですね。
ただし、タクシーで行ってもそう高くはありません。

JR串本駅→橋杭岩は約1.8kmになります。タクシーの運転手さんに聞いたら、だいたい800円ぐらいだそうです
車+駐車場
橋杭岩の最寄りICは、「すさみ南IC」になります(2020年9月現在)。
すさみ南ICで降りて、国道42号線を南下すると、右手に橋杭岩が見えてきます。
ちなみに、すさみ南IC→橋杭岩までは、和歌山の中でも有数のドライブコースになります。
車で走ってるだけでも、とっても楽しいですよ!
動画で確認!
橋杭岩については、Youtubeでも詳しく紹介しています。
動画で確認すると、さらに理解しやすいですよ!

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基本情報・料金・駐車場
橋杭岩の基本情報と料金
橋杭岩の基本情報と料金は以下になります。
- 名称:橋杭岩
- 住所:和歌山県東牟婁郡串本町 くじの川
- 地図:Googleマップで見る
- 料金:無料
橋杭岩の駐車場
橋杭岩を近くで見たい方は、道の駅・くしもと橋杭岩に併設されている「無料駐車場」がおすすめです。
道の駅・くしもと橋杭岩の駐車場は以下の駐車スペースがあります。
- 大型車:6台
- 普通車:45台