「日本からタイへの飛行時間はどれくらいですか?」との質問をいただくことがります。
しかし、実はこの質問は、とっても答えづらいんです。
日頃は意識することは少ないですが、日本って意外に国土が広いんです。
例えば、北海道・新千歳空港と沖縄・那覇空港を比べると、「約2時間半も飛行時間が異なる」からですね。
結論から言うと、日本からタイへの飛行時間は以下によって異なります。
- 日本国内のどの空港を使う?
- タイのどこに行くの?
さらに言えば、日本とタイで直行便があるのは、首都のバンコクだけになります。
プーケット・チェンマイに行くには、「バンコクを経由する必要」があるんですよね(詳しくは後述)。

この記事は、タイの専門家である「まさじろ」が書いています。タイ歴は25年以上になるので、安心して読み進めて下さいね!
【まさじろ・保有資格】
- タイ国政府観光庁公認タイランドスペシャリスト
- インターネット旅行情報士
日本からタイの首都「バンコク」までの飛行時間
日本からタイのバンコクまでの、飛行時間(直行便)は以下になります。
- 新千歳空港:7時間
- 成田空港 :6時間30分
- 羽田空港 :6時間30分
- 関西空港 :6時間
- 中部空港 :6時間
- 福岡空港 :5時間30分
- 那覇空港 :4時間30分
※航空会社によって多少の変動あり

「日本からタイのバンコクまでの飛行時間(直行便)」は、基本的にはこんな感じになりますね。
日本からプーケットやチェンマイまでの飛行時間
前述したように、日本→タイで直行便があるのは「バンコクだけ」になります。
タイでバンコクの次に有名なプーケットですら、日本からの直行便は飛んでないのが現状です。
なので、「プーケットやチェンマイ」までの飛行時間は以下を合算します。
- 日本からバンコクまでの飛行時間
- バンコクでの乗り換え時間
- バンコクからプーケットまでの飛行時間

これだけでは、チョットわかりにくいと思います。次章で、具体的に確認してみましょう!
日本からプーケットやチェンマイまでの飛行時間
成田空港からプーケットへの飛行時間を例にして、具体的に計算してみましょう。
前述したように、成田空港からバンコクまでの飛行時間は「6時間30分」でしたよね。
バンコクの空港に当着
バンコクの空港に到着したら、次はプーケット行きの飛行機に乗り換えます。
個人差はありますが、バンコクでの乗り換え時間は「1時間30分を目安」にするといいと思います。
バンコクの空港からプーケットの空港までの飛行時間は「1時間30分」が平均になりますね。

ちなみに、バンコクの空港から→チェンマイの空港までの飛行時間も「1時間30分」になりますよ。
日本からプーケット・チェンマイまでの飛行時間
日本からプーケット・チェンマイまでの飛行時間は、以下のようになります。
- 6時間30分:成田→バンコク空港
- 1時間30分:バンコク乗り換え
- 1時間30分:バンコク→プーケット・チェンマイ

総計すると、日本からプーケット・チェンマイまでの飛行時間は「9時間30分」になりますね。
タイへのフライトを探すときに不思議に感じること
最後に、日本とタイの往復航空券を探しているときに「不思議に感じること」を紹介します。
上記の、成田空港とスワンナプーム国際空港のフライトスケジュールを見て下さい。
成田空港を12:00に出発した飛行機は、スワンナプーム国際空港に16:30に到着します。
ここで多くの人が、とっても不思議な疑問を抱きます。

12:00出発で16:30に到着するなら、「タイへの飛行時間は4時間30分じゃないの?」とね。
どちらも現地時間
数学的に計算すると、タイへの飛行時間は「4時間30分」になりますもんね。
ですので、あなたの計算は間違ってはいません。
しかし、実はこの記載は間違ってないんです。
上記の図で確認してみましょう!
つまりは、こんな感じで「どちらも現地時間」を書いていただけなんです。

日本とタイの間には2時間の時差があるので、少々ややこしくなっちゃうんですよね(笑)