「デイサービスで働いてみたいのですが、私にもできますか?」と、相談を受けることがあります。
デイサービスの仕事内容は、一般的にはあまり知れてないので不安になるんだと思います。
介護の仕事は様々ですが、大きく分けると以下があります。
- 特養やグループホームなどの入居系サービス
- ご自宅から通ってもらう通所サービス」があります
通所サービスの代表が、デイサービスになります。
デイサービスは、比較的に元気な人が利用するサービスになります。
ですので、「人と話しをするのが好きな人」にピッタリの職場になりますね。
デイサービスでは、介護技術よりも「利用者さんに楽しんでもらいたい」という気持ちが大事なんです。

今回は、デイサービスの仕事内容の「代表的な3つ」について、ケアマネの私が詳しく解説しますね!
デイサービスの仕事内容を1日の流れで確認
デイサービスの仕事内容の1日の流れは以下になります。
- 朝の送迎
- バイタル測定
- 入浴
- リハビリ
- 食事
- レクリエーション
- 帰りの送迎
一日の流れはこんな感じです。
ざっくり書いてしまうとこれくらいになってしまいますが、やることは
意外に多いです。
実は、デイサービスは時間によってすることが大体決まっているのも仕事内容の特徴ですね!
それでは次に、デイサービスの代表的な仕事である「送迎・入浴・レクリエーション」について見ていきましょう!
送迎
デイサービスは通ってきてもらうサービスなので「送り迎え」があります。
デイサービスの車に乗って利用者さんを迎えに行きます。
送迎ルートが決まっているので、覚えてしまうとそんなに難しくはないですね。
送迎表を作成する
送迎表という「誰を何時に迎えに行くか」の表を作ります。
無理のない送迎スケジュールを組めるようになると一人前ですね。
朝の送迎時には、利用者さんの「気分が盛り上がる」ような話をするように心がけています。
家族さんから「利用者さんの情報」を受けたときは、帰ってから関係各所に報告することも大事な仕事ですね。
入浴
入浴目的でデイサービスを利用されている方は多いです。
自宅のお風呂の環境では、安全に入浴できなかったりするからですね。
利用者さんの、一人一人の体の状態に合わせて安心して入浴してもらいます。
一人用の個浴、小さい銭湯のような一般浴、座ったまま入れる機械浴などがあります。
お湯の温度に注意!
シャワーのお湯の温度をいつも確かめながら、髪の毛を洗ったり体を洗ったりします。
熱いお湯が好きな人、ぬるいお湯が好きな人がいるので確認しながら行います
浴室は滑りやすいので、転倒しないように気をつけることが大事です。
お風呂では裸になるので、皮膚状態の観察なども行います。
レクリエーション
利用者さんに楽しんでもらえる「レクリエーション」を企画することも、デイサービスの職員の仕事です。
レクリエーションは体を使ったもの、頭を使う脳トレ系、季節を感じてもらう外出レクなどがあります。
日々のレクリエーションは職員の持ち回りで実施していところが多いです。
自分で学ぶ姿勢がレク上手の秘訣
レクの初心者の方は、「一体何をしたらいいんだろう?」と不安になります。
ですので、最初は職場の先輩のレクを注意深く観察するといいですね。
さらには、レクリエーション関連の本で勉強するものいいですし、今ではネット上に「レクに関する記事」はゴロゴロしてますよ。
自分自身で積極的に情報を集めるのが、レクリエーション上手になる秘訣です!
デイサービスは、利用者さんとの距離が近いので反応がダイレクトに返ってきます。
そこが、デイサービスの楽しみであり難しさでもあります。

「あなたがいるからデイサービスに来ているよ」、なんて言われると、それまでの苦労が飛んでいくんですよね。人の気持ちって不思議ですね!