今回は、タイ旅行にいったら絶対に食べて欲しい「カオソーイ(カレーラーメン)」について、タイ歴22年で無類の麺好きである私が解説します。
カオソーイはバンコクで食べても美味しいですが、本場チェンマイで食べると「さらに美味しい」ですよね。
バンコクは日本で言うと東京になるので、美味しいものが集まる場所なんですけどね。やはり、本場で食べたほうが美味しい料理ってのはありますよね。
カオソーイとは「カレーラーメン」
カオソーイを簡単に説明すると「カレーラーメン」と呼ぶのが適切だと思います。ただし、日本のカレーラーメンとは少し異なることがあります。
カオソーイのカレースープには、「ココナッツミルク」がふんだんに使われているのでコクが出るんですよね。本当に純粋なカレー味のラーメンなんですがクセになる味ですね。
辛くないから人気だよ!
さらには、タイ料理のわりには「全く辛くない」ので日本人にも大人気ですね。
日本で1番有名なタイ料理であるトムヤムクンが辛いイメージですので、「タイ料理=辛い」と思ってる人が多いですよね。辛くないタイ料理も本当は多いんですけどね。
チェンマイ料理の代表である「カオソーイの魅力」
ちなみに、私はカオソーイがメチャクチャ好きです。チェンマイに行くと「1日1食」は必ずカオソーイを食べてた時代もあります。
美味しいタイ北部料理を知った今でも2日に1回は食べてますね。それほど私はこの料理が好きなんですよね(笑)
2種類の麺が楽しめる
カオソーイは2種類の麺が楽しめるんです。上記写真のカオソーイをみると、麺の上に「揚げ麺」が乗ってるのが見えると思います。
カオソーイは、この「パリパリに揚げた麺の食感」がたまらないんですよね。さらには、つけあわせのライム等で、「味を徐々に変化させられる」のも好きな理由の1つですね。
1つの料理で何種類もの味が楽しめるのがカオソーイの魅力になります。まずはメインの麺を食べて、半分ぐらいになったら「つけあわせ」を色々と試して下さいね!
カオソーイの意味と起源
カオソーイは、タイ語で「ข้าวซอย」と書きます。タイ語の意味は以下になります。
- カオ :お米
- ソーイ:薄く切る
直訳すると「お米を薄く切る」となります。しかし、チェンマイのカオソーイは「卵麺」が主流なんです。
ですので、おかしな意味になると思いませんか?しかし、実はこれで意味はあってるんです。
カオソーイの起源
カオソーイの起源は「ミャンマーや中国の雲南地方」だと言われていて、後に「タイ北部」や「ラオス」に広まりました。
ラオスでは、お米の麺でカオソーイを作るのが主流なんですよね。ですので、この言葉の意味はあってますね(笑)
あくまで私見になりますが、地理的見地からみても「ミャンマーや中国の雲南地方 → ラオス → タイ北部」の順番で広まったのではないかと思っています。
タイに広まった後、カオソーイと言う料理の名前は残りましたが、麺だけが「米麺→卵麺」に変化したんだと思いますね。
マネーの虎でカオソーイが紹介された
カオソーイが日本で有名になったのは、「マネーの虎」の影響が強いですね。マネーの虎は、深夜番組で人気になって、その後ゴールデン枠に移行しました。
吉田栄作さんの、「ノーマネーでフィニッシュです!」の言葉が印象的なテレビ番組でしたね。そのマネーの虎でカオソーイの回がありました。
当時、中央大学の学生さんである岡田さんが志願者でしたね。岡田さんは、その後は「カオソーイ岡田」として有名になりました。
カオソーイ岡田さんはノーマネーじゃなかったよ!
起業家である安田さんが400万を出資する結果になりましたが、その後の営業は芳しくなかったようです。
カオソーイが大好きな私は、日本でも美味しいカオソーイが食べたいんですよね。ですので、第二の岡田さんが出てきて、本当に美味しかったら「当ブログも全力」で応援しますよ!
チェンマイ料理のもう1つのおすすめ!
最後に、チェンマイ料理のおすすめを紹介します。それが「ナンプリックオン」になります。
いやあ、初めて食べた時は衝撃を受けました。旨いのなんのってね。すぐさまツイッターに書き込んだので、覚えている人も中にはいるかも知れませんね。
ナンプリックオンとは?
ナンプリックオンとは、豚の挽肉とトマトを炒めた料理になります。簡単に味を説明すると、ミートソースに近い味になりますね。
厳密に言うと、ミートソースよりも「ボロネーゼ」に近いですね。トマトの量が少なく、挽肉がゴロゴロしてるんですよね。
ですので、個人的には「タイ北部風ボロネーゼ」と紹介しています。
タイ語では?
ナンプリックオンはタイ語で「น้ำพริกอ่อง」と書きます。注文するときに、上記の写真で理解してもらえなかったら、タイ語を見せてくださいね!

ナンプリックオンはメチャ旨いよ!
このナンプリックオンは、生野菜をディップして食べます。きゅうりやインゲンとあわせることが多いですね。
もうねえ、いくらでも入っていきます。野菜の水々しさと、ナンプリックオンのトマト風味があうんですよね。
個人的には、最近のお気にいりナンバー1のタイ料理ですね。チェンマイに行ったら、しょっちゅう食べてます。
チェンマイで食べて欲しいですが、バンコクで食べても十分に美味しかったですよ!
まとめ
今回は、タイ旅行にいったら絶対に食べて欲しい「カオソーイ(カレーラーメン)」について、タイ歴22年の私が解説しました。
それでは、美味しいチェンマイ料理を楽しんで下さいね!
