バンコクでは、「MRT(地下鉄)やBTS(高架鉄道)」を上手に使うと快適な観光ができます。
タイのタクシーは安くて便利なのですが、バンコクは渋滞が多い街なので「到着時間が予測」できないんですよね。
その点、MRTやBTSは「渋滞がない」ので便利です。滞在時間が短い旅行者ほど、積極的に使っていきたい乗り物ですね。
バンコク観光では「MRTに関する知識」があると本当に役立ちます。MRTの駅と直結している有名観光地もあるからですね。

現在のバンコクで、「日本人観光客の利用頻度」がBTSの次に高いのがMRTになりますね。

今回は、タイ・バンコクのMRTの「路線図・チケット購入法・乗り方」について、タイ歴22年の私が解説しますね!
タイ・バンコクのMRTの路線図
バンコクのMRTには以下の2路線があります。
- ブルーライン
- パープルライン
2路線あるのですが、旅行者がよく使うのは「ブルーライン」になりますね。

私もパープルラインは、2回しか乗ったことがありません。パープルラインの方が新しいので、「試してみるか!」で乗っただけですね。
MRTスクンビット駅でBTSと交わる
最初に、MRTで覚えておいて欲しいことがあります。それが、「MRTスクンビット駅でBTSと交わる」になりますね。
バンコク観光では「BTS(高架鉄道)」を使う機会が多いんですよね。ですので、MRTを使う時は「BTSからの乗り換え」が多くなります。

BTSについてはコチラを記事をどうぞ!
ブルーライン

それでは次に、旅行者の使用頻度が高い「MRTブルーライン」について解説しますね。
MRTブルーラインには以下の駅があります。
- バーンスー駅
- カムペーンペット駅☆
- チャトチャック駅
- パホンヨティン駅
- ラップラオ駅
- ラチャダーピセーク駅
- スティサーン駅
- ホイクワーン駅
- タイカルチャーセンター駅
- ラマ9世駅
- ペッチャブリー駅☆
- スクンビット駅☆
- クイーンシリキッド駅
- クロントーイ駅
- ルンピニー駅
- シーロム駅
- サムヤーン駅
- ファランポーン駅☆
MRTブルーラインで、一般的な旅行者の方が「よく使う駅」は以下になります。
カムペーンペット駅(Kamphaeng Phet)
カムペーンペット駅は、「チャトチャック・ウィークエンドマーケット」への観光で使う駅になります。
ペッチャブリー駅(Phetchaburi)
ペッチャブリー駅は、「スワンナプーム国際空港」を使う人がよく利用する駅になります。スワンナプーム国際空港とペッチャブリー駅を、「エアポートレールリンクという電車」がつないでるからですね。
エアポートレールリンクは、「安全で快適」なのでタイ旅行の初心者にオススメですよ。実際の多くの外国人がこの電車を使ってますね。

エアポートレールリンクの乗り方はコチラをどうぞ!
スクンビット駅(Sukhumvit)
前述したように、スクンビット駅でバンコク市内を走る高架鉄道である「BTS」と交わります。このエリアは見所が多いので、利用頻度の高い駅ですね。

スクンビット駅から近いターミナル21はコチラをどうぞ!
ファランポーン駅(Hua Lamphong)
ファランポーン駅は、バンコク観光では絶対に外せない「ワットプラケオ・ワットポー」を観光するときに便利な駅になりますね。

ワットポーについてはコチラをどうぞ!
タイ・バンコクのMRTの運賃と運行時間
MRTの料金は、16バーツ〜42バーツになりますね。
MRTの運行時間
MRTの運行時間は、おおむね「6:00~24:00」になりますね。運行間隔は、5分〜10分になります。
スクンビット駅から各地までの運賃
MRTのメイン駅である「スクンビット駅」から各地までの運賃は以下になります。
- カムペーンペット駅:37バーツ
- ペッチャブリー駅:16バーツ
- ファランポーン駅:28バーツ

最大でも「42バーツ」なので、バンコクのMRT料金はまだまだ安いですよね。
チケットの買い方

MRTでのチケットの買い方には以下の「2つの方法」があります。
チケットオフィスで購入
MRTの駅にはチケットオフィス(上記写真)があるので、各窓口でチケットを購入することができます。
チケットオフィスでのチケット購入の流れは以下になります。
- 窓口で目的地を伝える
- 運賃を言ってくれる
- 運賃を支払う
- お釣りとチケットを渡してくれる

スタッフの方に、「スクンビットやファランポーン」と行き先を伝えるだけなので、簡単に購入できますよ。
券売機で購入
チケットオフィスが混雑してる時は、券売機でもチケットを購入できます。券売機の使い方は以下になります。
- 英語とタイ語を切り替えられるので英語にする
- 行き先を押して運賃を表示(上記写真)
- 運賃を投入します(500バーツ以上は使用不可)
- 乗車チケットとお釣りが出てきます

チケットオフィスが混雑している時は、「券売機も混雑」しています。ですので、私は毎回チケットオフィスで購入しますね。
タイ・バンコクのMRTの乗り方
チケットを購入した方は、MRTの自動改札(上記写真)に向かって下さい。自動改札には「入場側と退場側」があるので、進行方向に注意して下さいね!

上記写真で言うと、「緑矢印」が入場改札口だと示してくれてますよ。
乗る時はチケットを改札口にタッチ
MRTに乗る時は、チケットを写真の「TAP Token HERE」と書いてる所に軽く触れて下さい。

MRTのチケットは上記黒丸のコインになります。無くさないように気を付けて下さいね。
降りる時はチケットを回収口に!
MRTから降りる時は、チケットを回収口に投入すると自動扉が開きます。

乗る時にタッチした上部に「チケット回収口」がありますよ!
自動改札で大事なこと
最後に、MRTの自動改札での注意点を紹介します。上記写真は、MRT構内にある「注意案内」になります。結論から言うと、この注意案内では「自動改札の扉の怖さ」を物語っています。
日本の自動改札の扉と違って、MRTの自動改札の扉は「かなり敏感に反応」するんです。カバンを持ち上げないで通過すると、カバンにセンサーが反応します。
となると、扉が閉まるタイミングで人が通ります。これが「けっこう痛い」のです。だから、そうならないように「カバン」を持ち上げて通過しないといけません。
人が先でスーツケースは後!
ちなみに、スーツケースを引っ張ってる人は「人が前でスーツケースが後」の順番で通過して下さい。理由は、もうお分かりですよね。
日本の改札口でカバンを持ち上げてる人を見かけたら、その人は「MRTの扉にやられた可能性」が高いですよね。

私も条件反射的に「改札口ではカバンを持ち上げる習性」になってしまいましたよ。
まとめ
今回は、タイ・バンコクのMRTの「路線図・チケット購入法・乗り方」について、タイ歴22年の私が解説しました。
MRTのおさらいをすると以下になります。
- MRTにはブルーとパープルラインがある
- BTSと交わるのはスクンビット駅
- MRTの料金は16バーツ〜42バーツ
- MRTの運行時間は6:00~24:00
- チケット購入はチケットオフィスが便利
- 自動改札の通過時は人が先
それでは素敵なバンコク観光を楽しんでくださいね!

バンコクのおすすめ観光地はコチラをどうぞ!