結論から言うと、BTSはバンコク観光で「絶対に欠かせない乗り物」になります。
タイのタクシーは値段が安いのですが、渋滞が多いバンコクでは到着時間が予測できません。
しかし、BTSは到着時間が予測できるので、時間が読みやすいんですよね。
ですので、このBTSを上手に乗りこなせたら「バンコク観光が3倍楽」になります。
BTSとは、バンコク市内を走る「スカイトレイン」ですね。
読み方は、ビーティーエスになります。
2020年現在、バンコク市内で日本人観光客の「利用頻度が最も高い乗り物」になりますね。
観光地に行くのにも使いますし、ショッピングモール直結しているBTSの駅も多いですよ。
BTSは、安全で渋滞知らずなので、観光客にも地元民にも人気がある乗り物です。
ですので、最近は朝夕は混み合うことがあります。
10年以上前は、1つの車両に私だけしか乗っていない事もあったんです。
タイの成長のスピードには驚かされます(笑)
それでは最初に、「バンコクBTSの路線図」から確認していきましょう!

タイ歴22年の「まさじろ」が、シンプルに解説しますね!
【まさじろ・保有資格など】
- タイ国政府観光庁公認タイランドスペシャリスト2019
- インターネット旅行情報士検定2級
バンコクBTSの路線図と料金
BTSには以下の路線があります。
- スクンビット線(薄い緑)
- シーロム線(濃い青)
BTS路線図の北から東に伸びるのが、「スクンビット線(薄い緑色)」ですね。
中央から西に伸びるのが、「シーロム線(濃い緑色)」になります。
サイアム駅とアソーク駅が攻略ポイント
スクンビット線で、旅行者の方がよく使う駅に以下があります(カッコ内は英語表記)。
- CEN:サイアム駅(Siam)
- E4:アソーク駅(Asok)
BTSのスクンビット線とシーロム線が交わるのが、「サイアム駅」になりますね。
タイの地下鉄であるMRTと、BTSが交わるのが「アソーク駅」になります。
料金
BTSの料金は行き先によって異なりますが、16バーツ~59バーツになります。
旅行者の方がよく使う駅である「アソーク駅(Asok)からの料金」は以下になります。
- サイアム駅(Siam) :30バーツ
- モーチット駅(Mo Chit):44バーツ
- オンヌット駅(On Nut):33バーツ
詳しい料金を調べたい方は「公式サイト」で確認してくださいね。

最大でも「59バーツ」なので、バンコクのBTS料金はまだまだ安いですよね。
チケットの買い方
BTSのチケットの買い方には以下があります。
- チケットオフィスで購入
- 券売機で購入
楽なのはチケットオフィスでの購入ですね。
チケットオフィスが混雑していたら、券売機で購入しましょう。
チケットオフィスで購入
チケットオフィスでの流れは以下になります。
- 目的地を伝える
- 料金を支払う
- お釣りとチケットを渡してくれる

スタッフの方に、「アソークやサイアム」と行き先を伝えるだけなので、簡単に購入できますよ。
券売機で購入
券売機の使い方は以下になります。
- 駅を選ぶ
- 料金が表示される
- お金を投入
- お釣りとチケットが出てくる
ほとんどの券売機は「硬貨専用」になります。

硬貨の持ち合わせがないときは「チケットオフィス」で購入して下さいね!
ラビットカードがあると便利
BTSを使う旅行者の方に、私が強くオススメするのが「ラビットカード」になります。
ラビットカードは、日本で言うSUICAやICOCAになりますね。
ラビットカードは、旅行者の方は絶対に持っておいたほうがいいです。
と言うのも、最近のBTSの駅はかなり混雑するからですね。
時間をお金で買いましょう!
上記写真は、アソーク駅の平日夕方の風景になります。
チケットオフィス・券売機ともに大混雑しています。
混んでるにも関わらず、チケットオフィスや券売機の前で「ヨッコイショとお金を出す人」もいます。
ですので、チケット購入に時間がかかってしょうがないです。
ラビットカードの購入方法
ラビットカードは、チケットオフィスで購入できます(券売機では購入不可)。
料金は200バーツで内訳は以下になります(2020年1月現在)。
- 発行手数料:100バーツ
- チャージ :100バーツ
ラビットカードの購入と払い戻しのさいは、パスポートの提示が必要になります。
チャージしたいときは、チケットオフィスで「ラビットカードとお金」を差し出せばいいですよ。

ラビットカードの発行手数料である100バーツは返ってきませんが、旅行者の方は「旅の時間をお金で買う」ことを強くオススメします!
タイ・バンコクのBTSの乗り方と注意点
チケットやラビットカードを購入した方は、BTSの自動改札(上記写真)に向かって下さい。
自動改札には「入場側と退場側」があるので、進行方向に注意して下さいね!

上記写真で言うと、「G17」と書いてる下の「緑矢印」が入場改札口だと示してくれてますよ。
自動改札を入る
乗る時は、チケットやラビットカードを改札口にタッチします。
すると、自動扉が開きます。
自動改札を出る
降りる時は以下に分かれます。
- ラビットカードの方は、写真上部のTAP HEREと書いてる所にカードを軽く触れて下さい。
- チケットの方は、上記写真のようにチケットを自動改札に入れます。
自動改札の注意点
日本の自動改札の扉と異なり、BTSの自動改札の扉はかなり敏感に反応にします。
自動改札を通る時は、上記写真のようにカバンを持ち上げて通るようにしてください。
カバンにセンサーが反応すると、人が通るときに扉が勢いよく閉まるからですね。
そうならないように「カバン」を持ち上げて通過しないといけません。
ちなみに、スーツケースを引っ張ってる人は「人が前でスーツケースが後」の順番で通過して下さい。
日本の改札口でカバンを持ち上げてる人を見かけたら、その人は「BTSの扉にやられた可能性」が高いですよね。

私も条件反射的に「改札口ではカバンを持ち上げる習性」になってしまいましたよ。
バンコク観光でよく使う駅の「英語とタイ語表記」
バンコク観光でよく使う駅は以下になります。
- アソーク駅
- サイアム駅
- エカマイ駅
- モーチット駅
- パヤタイ駅
- ナショナルスタジアム駅
- サパーンタクシン駅
アソーク駅(英語Asok:タイ語อโศก)
BTSの駅でイチバン利用頻度が高いのが、アソーク駅になります。
MRT(地下鉄)と交わっていますし、有名ショッピングモールのターミナル21もあるからですね。



サイアム駅(英語Siam:タイ語สยาม)
サイアム駅で、BTSのスクンビット線とシーロム線の2つの路線が交わります。
駅の周辺はバンコクの中心地となるので、ショッピングモールが多いです。


エカマイ駅(英語Ekkamai:タイ語เอกมัย)
エカマイ駅の近くには、「エカマイバスターミナル」があります。
エカマイバスターミナルから、パタヤやピンクガネーシャに行けるんですよね。


モーチット駅(英語Mo Chit:タイ語หมอชิต)
モーチット駅は、ドンムアン空港を使う人がよく利用する駅になります。
さらには、目の前にチャトチャックウィークエンドマーケットもあります。


パヤタイ駅(英語Phaya Thai:タイ語พญาไท)
パヤタイ駅は、スワンナプーム国際空港を使う人がよく利用する駅になります。
スワンナプーム国際空港とパヤタイ駅を、「エアポートレールリンクという電車」がつないでるからですね。

ナショナルスタジアム駅(英語National Stadium:タイ語สนามกีฬาแห่งชาติ)
ナショナルスタジアム駅は、庶民派ショッピングモールであるMBKに行く時に便利な駅になります。
4番出口をでると、「そこはもうMBKの入口」ですよ。

サパーンタクシン駅(英語Saphan Taksin:タイ語สะพานตากสิน)
サパーンタクシン駅の隣にある船着場から、アジアティークまでの無料ボートが出ています。

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