タイの宗教は日本と同じ仏教だけど、そこには大きな違いがあるよ

      2017/04/06

%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab_000-6

タイの宗教は「仏教」です。日本とタイは共通点が多い国ですが「お互いに仏教徒が多い国」ということでも親近感がわきますよね。日本人もお寺が好きですが、タイ人はもっともっとお寺が好きです(笑)。

日本人がお寺に行くのは年に数回の人が多いようですが、タイ人で仏教を尊ぶ人は毎週欠かさずお寺に通う人も多いです。実は、タイは日本よりももっと仏教と密接な生活をしてるんです。

タイの宗教は仏教

タイ人がどれくらい仏教を重んじてるかを、タイの「宗教の割合」から見てましょう。

タイの宗教の割合

仏教   :94%
イスラム教:5%
その他  :1%

「その他の1%」は、キリスト教・ヒンズー教・その他の宗教になります。ですので、タイ国民のほとんどは仏教を崇拝しております。タイが仏教国と呼ばれる由縁もそこになります。

しかし、実は日本の仏教とタイの仏教は、「同じ仏教でありながら、かなり異なる仏教」になっています。それでは、その違いについて見ていきましょう。

仏教には2派がある

仏教は大きく分けると2派に分けられます。仏教は、もともとお釈迦様(ブッダ)がインドで始めた宗教です。しかし、仏教がインドから他の国伝わっていく途中で、2つの流派ができます。

元々は同じ仏教だったんですが、思想の違いなどにより2つに分裂したんですよね。それが「大乗仏教」と「上座部仏教」になります。

大乗仏教 :日本・チベット・中国等
上座部仏教:タイ・スリランカ・ラオス等

タイは上座部仏教になります。日本は大乗仏教です。お互いに仏教徒ですが、少し違うのはそういう理由なんですよね。それでは上座部仏教とはどのような仏教なのでしょうか?

タイの宗教である「上座部仏教」の特徴

初期仏教の考え方

初期の仏教は、「人の一生は苦であり、永遠につづく輪廻(りんね)に流されて終わることなく苦しみをおう。その苦から抜け出すことが解脱(げだつ)」との考え方でした。

そして、「修行をすることにより解脱できる」とも考えられていました。仏教の本質は「修行を通して悟りを得ることを目的」にした宗教です。

その「本来の教えに忠実」なのが上座部仏教です。一方、修行せずとも「修行したものが教えを説くことで悟りを得られる」と考えたのが大乗仏教です。

タンブン

タンブンとは、「徳や善行を積む重ねる行為」です。現在のタイでの具体的なタンブンは「金銭をお寺などに寄付すること」や「僧侶への托鉢をすること」になります。

タンブンは輪廻転生の思想に多大なる影響を受けいて、例えばこんな考え方をします。

「今の自分が貧乏なのは、前世の自分の徳が足らなかったせいだ。だから、今世でタンブンを多く施して、来世ではお金もちに生まれ変わらせてもらおう」

タイ人は本当に積極的にタンブンをします。お金持ちはもちろんのこと、上記の理由があるので、あまりお金のない人もタンブンしてますね。

出家

タイの仏教では、成人男子は出家することを勧めています。「成人としての通過儀礼」「両親に徳を差し上げるため」等がその理由になりますね。

ですので、タイ人男性は出家をしないと「一丁前」だとみなされない傾向にあります。昔は3ヶ月から6ヶ月の出家が一般的でしたが、最近のタイ人は忙しいので1週間~2週間が多いようです。

タイでは仏暦がよく使われているよ!

上記は、タイのバスのチケットになります。「25/2/2560」と書いているのが分かると思います。これは仏暦2560年2月25日のことですね。タイでは、一般的には西暦よりも仏暦が使われるんですよね。

ですので、一般のタイ人は西暦をあんまり理解してない人が多いです。「誕生日いつ?」と聞かれて「1975年」とそのまま答えても理解してもらえないことが多々あります。

仏暦を西暦に変換してみよう!

仏暦と西暦の変換は簡単です。「西暦+543=仏暦」になります。私の場合だと、1975年生まれなので「1975+543=2518」と計算したらいいですね。ですので、私は仏暦2518年生まれですね。

仏暦を西暦に変換したいときは「仏暦ー543=西暦」になります。今回の仏暦2560年の場合は「2560ー543=2017」と計算したらいいですね。ですので、仏暦2560年は、西暦2017年となりますね。

まとめ

今回は、タイの宗教についてご紹介しました。タイと日本は同じ仏教国ですが、少し違いがあるようですね。それでは、素敵なタイ旅行を楽しんでくださいね!

 - タイ基本情報