タイの宗教は仏教だから日本との共通点が多い国だよ!

タイの宗教は「仏教」です。日本とタイは共通点が多い国ですが「お互いに仏教徒が多い国」ということでも親近感がわきますよね。日本人もお寺が好きですが、タイ人はもっともっとお寺が好きです(笑)。

日本人がお寺に行くのは年に数回の人が多いようですが、タイ人で仏教を尊ぶ人は毎週欠かさずお寺に通う人も多いです。実は、タイは日本よりももっと仏教と密接な生活をしてるんです。

一休さんを知らない日本人がいないように、タイ人でも一休さんを知らない人は見たことがありません。それには理由があります。実は、タイでも一休さんのアニメを放送してるんですよね。

ですので、タイ人の子供は一休さんを見て育ちます。一休さんは、タイ人にとっても人気があるので、親も子供に率先して見せてますね。タイが日本よりも仏教を重んじてるというのが1番の大きな理由になります。

タイの宗教は仏教

タイ人がどれくらい仏教を重んじてるかを、タイの「宗教の割合」から見てましょう。

タイの宗教の割合

  • 仏教   :94%
  • イスラム教:5%
  • その他  :1%

「その他の1%」は、キリスト教・ヒンズー教・その他の宗教になります。ですので、タイ国民のほとんどは仏教を崇拝しております。タイが仏教国と呼ばれる由縁もそこになります。

しかし、実は日本の仏教とタイの仏教は、「同じ仏教でありながら、かなり異なる仏教」になっています。それでは、その違いについて見ていきましょう。

仏教には2派がある

仏教は大きく分けると2派に分けられます。仏教は、もともとお釈迦様(ブッダ)がインドで始めた宗教です。しかし、仏教がインドから他の国伝わっていく途中で、2つの流派ができます。

元々は同じ仏教だったんですが、思想の違いなどにより2つに分裂したんですよね。それが「大乗仏教」と「上座部仏教」になります。

  • 大乗仏教 :日本・チベット・中国等
  • 上座部仏教:タイ・スリランカ・ラオス等

タイは上座部仏教になります。日本は大乗仏教です。お互いに仏教徒ですが、少し違うのはそういう理由なんですよね。それでは上座部仏教とはどのような仏教なのでしょうか?

タイの宗教である「上座部仏教」の特徴

初期仏教の考え方

初期の仏教は、「人の一生は苦であり、永遠につづく輪廻(りんね)に流されて終わることなく苦しみをおう。その苦から抜け出すことが解脱(げだつ)」との考え方でした。

そして、「修行をすることにより解脱できる」とも考えられていました。仏教の本質は「修行を通して悟りを得ることを目的」にした宗教です。

その「本来の教えに忠実」なのが上座部仏教です。一方、修行せずとも「修行したものが教えを説くことで悟りを得られる」と考えたのが大乗仏教です。

タンブン

タンブンとは、「徳や善行を積む重ねる行為」です。現在のタイでの具体的なタンブンは「金銭をお寺などに寄付すること」や「僧侶への托鉢をすること」になります。

タンブンは輪廻転生の思想に多大なる影響を受けいて、例えばこんな考え方をします。

「今の自分が貧乏なのは、前世の自分の徳が足らなかったせいだ。だから、今世でタンブンを多く施して、来世ではお金もちに生まれ変わらせてもらおう」

タイ人は本当に積極的にタンブンをします。お金持ちはもちろんのこと、上記の理由があるので、あまりお金のない人もタンブンしてますね。

出家

タイの仏教では、成人男子は出家することを勧めています。「成人としての通過儀礼」「両親に徳を差し上げるため」等がその理由になりますね。

ですので、タイ人男性は出家をしないと「一丁前」だとみなされない傾向にあります。昔は3ヶ月から6ヶ月の出家が一般的でしたが、最近のタイ人は忙しいので1週間~2週間が多いようです。

タイでは仏暦がよく使われているよ!

上記は、タイのバスのチケットになります。「25/2/2560」と書いているのが分かると思います。これは仏暦2560年2月25日のことですね。タイでは、一般的には西暦よりも仏暦が使われるんですよね。

ですので、一般のタイ人は西暦をあんまり理解してない人が多いです。「誕生日いつ?」と聞かれて「1975年」とそのまま答えても理解してもらえないことが多々あります。

仏暦を西暦に変換してみよう!

仏暦と西暦の変換は簡単です。「西暦+543=仏暦」になります。私の場合だと、1975年生まれなので「1975+543=2518」と計算したらいいですね。ですので、私は仏暦2518年生まれですね。

仏暦を西暦に変換したいときは「仏暦ー543=西暦」になります。今回の仏暦2560年の場合は「2560ー543=2017」と計算したらいいですね。ですので、仏暦2560年は、西暦2017年となりますね。

タイで一休さんは有名だよ

多くの人が知ってるように、一休さんには一休宗純というモデルが存在します。頓知(とんち)を交えて面白おかしく作られたのが、一休咄(いっきゅうばなし)。

一休宗純の子供の時代の話が「アニメ一休さん」のお話になります。「好き好き好き~♪」で始まる一休さんの歌を今でも覚えています。ちなみに、タイ人も歌える人がけっこういます(笑)

そもさん せっぱ

子供の頃、アニメ一休さんを見ていて「そもさん。せっぱ」この言葉の意味がよく分かりませんでした。今回の記事を書くために一休さんを調べてたら、意味がようやく理解できました(笑)

アニメ一休さんに将軍様(足利義満。有名な金閣寺を建立)が登場しますよね?将軍様は、おりこうさんな一休さんが大好き。ですので、さまざまな難問をだしてきます。

そんな時の最初の言葉が、「一休殿!そもさん」になります。そこで一休さんは、「せっぱ」と答えます。では、これを現代語に変えてみます。

「一休殿!さあどうだ」「はい、答えましょう!」こんな感じになりますかね。ちなみに、そもさんは「什麼生」で、せっぱは「説破」と書きます。

タイ人が一休さんを愛する理由

前述したように、タイ人のおよそ94%が仏教を信仰しています。ですので、タイ人は幼少の頃から仏教の教えを刷り込まれます。そこで都合がいいのが一休さんのアニメです。

楽しくお寺や仏教を学べるので、タイ人からすると一石二鳥となります。日本ではお寺での修行はあまり身近に感じるものではありません。

しかし、タイ人男性はお寺で修行するのは一般的なことになります。それがさらに一休さんに親近感が湧く要因になってるようですね。

タイの仏教は戒律が厳しい

タイでは仏教が生活に根付いています。日本も仏教の国ですが、タイの仏教と日本の仏教は少し異なります。簡単に言うと、タイの仏教の方が日本に比べて戒律が厳しいです。

お酒を飲んだらダメですし、女性とは触れることさえ許されません。ですので、タイではお坊さんは尊敬の対象となります。

尊敬されるお坊さん

タイでは、お坊さんというだけで尊敬を受ける存在になります。タイの乗り物にはお坊さん優先シートがあるぐらいですからね。ですので、一休さんが愛される訳ですね。

タイ旅行に行ったさいお坊さんを見かけたら、子供時代に親しんだ一休さんを思い出してみてくださいね!

まとめ

今回は、タイの宗教についてご紹介しました。タイと日本は同じ仏教国ですが、少し違いがあるようですね。それでは、素敵なタイ旅行を楽しんでくださいね!

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